奥川くん、その夢を神宮で叶えないか? pt.5

久しぶりにやりましょうこの企画。



まずひとつめのトピックとしてコレです。
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特にカットボールやね、これはぜひモノにして欲しい。
前も書きましたがストレートは文句なし、スプリットとチェンジアップもまずまず、ただ得意球とされるスライダーに一抹の不安があるのよね。
甲子園とかU18ワールドカップではガンガンに三振を奪ってましたが、正直プロレベルにおいてはそこまでの威力はないかと勝手に想像します。
腕の振りが少し鈍くなるのもあるし、単純に曲がり始めが早いので投げてからでも見極められそう。
緩急はついてるのでファウルを打たすことはできそうかな。カウント球や釣り球としては問題ないだろうけど。
三振を奪うためのキレはないと思う。勝負球にはなり得ないと。
だからまぁ見せ球として、ちょっとしたカーブのような扱い方ぐらいに留まるんかなぁと勝手に思ってます。
カウントを作れたら、左バッター相手にはチェンジアップとストレートのコンビネーション、右にはスプリットとストレートのコンビネーションが基本になるかと思うんだけど、それにプラスしてカットボールがあれば何かと幅が広がるよね。
書いてて気付いたけど、ひとつモデルとして考えていいのは川上憲伸かもしれない。
ノビのあるフォーシーム、相手のバットをへし折るカットボール、空振りが奪える鋭い縦の変化球、さらには厄介な存在となるドロンとしたカーブ。特色が似て来てます。
あの人みたいにローテの柱として何年もチームを支えてくれたら最高だね。ああいうエース感を纏ってくれたら。
カットボールなら小川泰弘。ライアンのカットボールは絶品です。たくさん参考にして欲しいね。あと梅野雄吾も投げてるかな。



そして、もう一個がコレ。


待ってました。噂が出てからずっと祈ってましたが、まもなく正式発表されるんかな。
田中将大はもちろん、岩隈久志則本昂大永井怜美馬学といった素晴らしい右の本格派たちを受けて来た経験は宝物でしょ。特に田中マーとの二人三脚の歩みは、何事にも代え難い素晴らしい財産。
奥川くんだけじゃなくて、梅野雄吾もいるし、市川悠太もいる。鈴木裕太もいて、星知弥もいる。清水昇もいるやん。原樹理だってまだまだ若い。左だけど高橋奎二もいるし、ジュリアスも中尾輝もいる。っていうか吉田大喜も杉山晃基も大西広樹も忘れちゃいけない。
ヤクルト若手投手陣総マー君化できれば未来はえげつないことになりますな。
まぁ全員とは言わず、しかもそんな田中将大とかデカイことはいきなりは言いませんけど。
あと個人的にあんまりマー君は好きじゃないっていうのもあるし。性格と顔が好きじゃなくてね。
目標はあってもいいけど、完成形は意識しなくていい。
オリジナル。のちの奥川2世、3世が続いて行くような、その始まりとなればいい。
始まり、オリジナルにして頂点。これよ。これが究極。
その歩みを適切にサポートしてくれる存在として、嶋基宏はパーフェクトにハマる。
その素晴らしいキャリアも終盤に差し掛かっていますが、最後の大仕事として奥川恭伸を一人前に育て上げるということ。
やりがいを感じてくれてたらと思います。
さらに嶋個人でいえば、セリーグの野球を知ることは間違いなくプラス。別の野球、別のスタイル、別の個性を知るというのは、彼の野球観をより深めてくれるはず。
将来の東北楽天ゴールデンイーグルスの監督としての座は揺るぎなく保証されていますが、普通にヤクルトの監督だってありえるよな。
このオフ一番のヒットとなること請け合い。近い未来への即効性もあり、遠い将来の投資としても魅力的な、最高の契約となってくれることを祈ろうではないか。
まずは正式発表を待ちましょう。