うんこ&うんち

アントラーズ負けましたね。完敗ですわ。
惜しくも何とも無かった。ただただ完敗。



完全に采配負けでしょう。
「勇気を持って」とか偉そうに言ってた癖に、実に半端なスタメン構成で前半を完全に無駄にしてしまった。
三竿健斗がベンチ外ということはトラブルでもあったのかもしれないが、それなら普通に永木亮太スタメンで良かったじゃんか。それか小泉慶ボランチで使うとか。
解説の岩政大樹先生がしきりに言っていた通りそのまんま、ディエゴ・ピトゥカを起用した割にはサイドアタッカー土居聖真と荒木遼太郎は内に絞り気味で、ギクシャクしたラインナップだった。
後半頭から白崎凌兵を投入されたおかげで急に流れが一変したようにも見えたけど、相馬直樹監督の手腕というよりも、こっちの開き直りっていうメンタルと、相手の攻め疲れ、連戦と雨のおかげの相手の体力消耗、そして遼太郎がトップ下に入ったっていう要因の方が大きい。
相馬のおかげよりも、遼太郎が本来の位置に戻っただけでしかなく、この無駄な時間は何だったんだと。
前節も勝ったし遼太郎が得点したから正当化されたけど、遼太郎を4231のサイドで使うメリットはあんまり感じられない。トランジションの良さとポジショニングセンスで何とかできるし実際出来たけど、まぁ適正外とは言わないまでも、勿体ない。
アントラーズ最大のストロングを他の選手の犠牲にするのは、正直意味がわからない。
それだったら小泉を右アタッカーポジで張らせて、遼太郎をトップ下にすれば良かった。
結果、前半必要以上に守備のタスクを負った遼太郎は最後バテてしまった。勿体無かったな。
しかし消耗しつつも後半に見せた荒木遼太郎のプレイぶりは見事だったね。
的確なタイミングでハーフスペースに顔を出しボールを要求、相手プレスもワンタッチでいなしつつ攻撃の違いを産み出す。
上田綺世の同点ゴールに繋がったあのラストパスも実に鮮やか。あの少ないタッチ数で軽やかに滑らかに決定機を演出する、鳥肌モノのスーパープレイ。あらためてやっぱり尋常じゃない。19歳にして、鹿島アントラーズの全てを担っているスーパーマン
だからこそ、周りはその負担を減らして欲しかった。川崎フロンターレのプレスの前にいつもの技術が出さないんだったら、せめて守備負担を少しでも減らせたらってところに悔いが残る。
聖真の出来はイマイチだったね。まぁサイドで使う相馬が悪いんだけど、使われてる以上自分で居場所を見つけて欲しかった。
前節文句なしのMOMだった小泉もチームの機能不全の煽りを受けてノーインパクト。まぁこれは不運だった気もする。
個人的には永戸勝也のパフォーマンスに腹が立った。2失点とも関与してるっていう守備の脆さもさることながら、とにかくキック精度が低い。連戦の疲労もあるのかもしれないが、あんだけコーナーキックでミスを連発しやがって。相手カウンターを誘発しまくってて、少なくない責任がある。最悪だった。
あと難しいのかもしれないが、途中出場の松村優太も良くなかったね。全く試合に入れてなかった。だったらせめてプレス頑張ってよっていうところなんだけど、全然そこも出来てなかった。望みすぎなのか高卒2年目に。
松村も染野も、遼太郎に負けんじゃねぇよ。追いつけよ、追い越せよ。情けない。
今日際立ってたのは常本佳吾。三苫薫とのマッチアップ、さらに相手変わって長谷川竜也とのマッチアップでほぼ全勝。まぁ最後の相手のクロスを上げられた場面はもうちょい詰めて欲しかったけど、流石にあれだけ1on1があって疲労困憊だっただろうから、まぁ文句は言わないよ。今日のディフェンスパフォーマンスは最高だった。ポゼッション時のパスワークも悪くなかったけど、強いて注文をつけるならもうちょっと持ち上がってほしいな。レオシルバを裏に走らせるパスを出したプレイがあったけど、あそこはもうちょっとドリブルで進んで欲しかった。まぁこれからや。今日も最高だったよツネ。
綺世はキープ力ほしいね。粘りがなかったのは、まだコンディションがマックスじゃないからなのか。まぁ鈴木優磨だって最初はポストプレイしょぼかったし、綺世もこれから伸びてくれ。決定機は3つぐらいあって、最初のヤツはGK抜けても難しかっただろうから撃つべきだったし、3つめこそ抜くべきだったかもしれんけど、まぁ完全に結果論だ。頑張れ。
久しぶりにエヴェラウドが帰ってきて、あらためてその素晴らしさを思い出させる数分間。やっぱ凄いよエヴェ。焦ることはないから。期待してる。