僕は日本人であることに誇りを持っている。日本人に生まれて幸せだ。

3年前の9月26日のことは、よく覚えている。


あの日は水曜日だった。僕の職場は整備日ということで早めに業務が終わっていた。そうでなくてもわりと緩めの勤務体制であり、その気になればいくらでも時間を作ることはできる。
とはいえあの時は新人でして1年目。いくら業務が終了しているからといって、新人のくせにいきなり携帯を開きだしたらよろしくないだろうと思っていた。それくらいの分別はある。
しかし、本当に気になっていた。だから僕は購入して数週間のiPhone5をポケットから取り出し、Yahoo!にアクセスしたのである。


自民党新総裁に安倍晋三氏。
細かい文章は覚えていないが、たしかこのような文字を見たはずだ。
ガッツポーズひとつ繰り出すとともに、安堵感と胸の高鳴り、ドクドクと心臓が鳴る音を確かに感じた。
本当に良かった。これで、なんとかなるかもしれない。日本がもう一度、立ち直っていけるかもしれない。
そう強く思った。


情けないことに、2006年、僕も情弱な国民の一人であった。
安倍晋三は戦争をしたがるから許さんとか、麻生太郎は漢字すら読めない無知だからありえんとか、好き勝手言っていた。
2009年、僕は民主党に票を投じた。


無知であることはしょうがない。問題なのは、無知であることを恥と思わない姿勢である。
そして、始めるのが遅いなんてことはない。いつだって、思い立ったが吉日である。
きっかけは『たかじんのそこまで言って委員会』である。あの番組は本当に大きかった。あれを見ていた人は多かったはず。大学でもなんか全学の英会話の授業でいつも観てるテレビ番組は?とかいうありふれた質問から、この番組の名前が出てきたのを聞いた。
高岡蒼甫。流れを変えてくれたのは、この男のあのツイートである。誰もが抱きながらも抑制されてきた愛国の魂、それを呼び起こしたという大きな転換点。
さらには保守速報。職場の休憩時間、あまりにも暇ですることがなく持て余した僕がたどり着いたのが、このサイトである。日本を守るべく、その最前線を走る大黒柱。


僕ら日本国民が2009年に犯した愚は消えるものではない。
中川昭一先生を殺したのは、僕ら日本人である。
しかし、もう二度と同じ過ちを繰り返してはならない。
三宅久之先生のためにも、中川昭一先生のためにも。
今の若い世代の日本人が立ち上がり、毅然と立ち向かわないといけないのである。


生きている以上、毎日が闘いである。
真の敵は身内にあり。
とりあえずは石破茂氏。この人はいつだって警戒しなければならない。氏は根っからの売国奴だ。
そして、その石破派閥の一員である小泉進次郎氏。氏も決して、愛国の士ではないと、僕は警戒している。


安倍さんの自民党総裁2期目を迎え、まだ先の話ではあるが、後継者という点は今一番頭を悩ませているところであろう。
稲田朋美さんは有力な候補であるが、できればそこに至るまでにもう一人はさみたいと思う。どうしても安倍さんと比較される次期総裁が初の女性総裁となると、いろいろと荷が重いのではないか。
もうさすがに麻生さんも平沼さんもお年を召されているわけで。
きっとそこも抜かりなく進めてくれているんだと信じようではないか。今までと同じように安倍さんを信じる。安倍さんが僕ら日本人を信じてくれるのと同じように。


3年前の今日抱いたあの期待に満ちた心臓の鼓動は、確かな形でもって現実のものへと昇華されている。
道はまだ半ば。たくさんの課題、たくさんの敵と向かい合わなくてはならない。
しかし、こうやって国のために、日本のために、日々生きることが出来るというのは、どれだけ幸せなことか。
失われた民主党政権下での3年間。あの絶望の淵から、こうやって今の明るい日本へと戻ることができた。
安倍さんには感謝しかない。本当にありがとう。あなたの存在なくして、今の日本はなかった。あなたがいなかったら、日本なんてものはもうこの世になかったかもしれない。
とにかく御身体に気をつけて。
健康でさえいれば、確実に力強く前進できる。1億の日本国民と、八百万の神々が、あなたを味方している。


僕らはできることを精一杯やる。そうやって日本を取り戻し、日本を証明する。
頑張ろう。頑張るしかない。