2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年曲 Top 25

最後の最後に、iTunesのカウンター調べによる、オレコン2010年曲再生回数ランキングを発表して年を締めたい思います。 「iTunesのカウンター調べ」なので、シングルに限らずアルバム曲も入ったりします。あと、「iTunesのカウンター調べ」なので、2010年より…

No.1 『B.o.B Presents:The Adventures Of Bobby Ray』B.o.B

こまけぇこたぁいいんだよ。 本当に楽しくて鮮やかなデビュー作だと思います。 単純に全曲キャッチーで非常に親しみやすく、何回聴いても飽きないような、もうまさにミラクルなアルバムでございます。こういう時に比べられる定番としてOutkastのアレがありま…

No.2 『Sir Lucious Left Foot:The Son Of Chico Dusty』Big Boi

たびたびの延期もありつつ、やっと出ましたBig Boiのソロ作。 名義こそOutkastだったが実質ソロな『Speakerboxxx』が2003年にあったわけで、今作もまあその延長にある感じになるだろう、という予想が立つのは自然なところではあるが。 どうでしょう。うん。…

No.3 『The Darkside Vol.1』Fat Joe

またもコンスタントなリリースとなったFat Joe。もはや誰も注意を払ってませんが、せっかく出してくれたんで聴いてみましたよ。すると、意外とコレがなかなかに良かったりする。Joeyのキャラに合う渋めな選曲にストイックなフロウを乗せて落ち着かせた一枚に…

No.4 『Apollo Kids』Ghostface Killah

ゴメン。ぶっちゃけ、出ること知らんかった。ゴメン。 ほとんど聴き込めてない中で文章書くのはアーティストさんに失礼すぎるんだけど、許してくれ。一聴二聴で気付いた点を書いていきますか。 アルバム名に自らの2000年の代表曲を冠している点で今作に懸け…

No.5 『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』Kanye West

まず、三部作の明快さ、親しみやすさは減退したわな。無条件に溶け込むようなキャッチーさは、もうここにはない。芸術であるために敢えてハードルを設けたような印象を受けた。メロディーは綺麗なんだけど、それに付随する諸々が崇高な空気を張っている。 フ…

No.6 『Trill O.G.』Bun B

まあ、さほどUGKファンでもない私が偉そうにBunを語るのもね。突っ込んだ話は出来ないだろうけど、とりあえず始めていきましょう。個人的にファーストは結構好きだったんだけどセカンドはイマイチでした。今回は?うん、思ったよりも良かった。5年ぶりに5…

No.7 『Statlanta』Stat Quo

Stat Quoと言えば、一般にはYoung Buck"Walk With Me"あたりから始まり、Eminemの"Spend Some Time"や『Re-Up』で活躍してた元Shady所属のラッパー……とは書いてみましたが。 ぶっちゃけもう超超超ノーマークだったんですよね。ドロップアウトしたというニュ…

No.8 『Pink Friday』Nicki Minaj

「女性には、下手なことが3つある。車を運転すること、地図を読むこと、ラップすることだ」 のっけから失礼なことを書いて申し訳ないんだが、真実なんだから仕方がない。Cash Moneyからデビューの女性ラッパーで、変顔が得意で、お尻が大きくて、自分のこと…

No.9 『Pilot Talk』のIとII Curren$y

Pilot TalkのIとIIをリリースしたCurren$yさん。一年で二枚とはなかなかご立派な創造意欲だなぁ……と思いきや、さらにとどまること知らず来年も上半期だけでまた二枚リリースする予定だとか。 若者ならではの瞬発力なのかね。素晴らしい。 しかも内容的に充実…

No.10 『Teflon Don』Rick Ross

このアルバムのバックグラウンド的なモノは7月15日の記事にたっぷり載せたので見ていただくとして。さぁ、大きな期待と一抹の不安をもって迎えられた『Teflon Don』でありますけれども。 どうでしたか。……なんか、微妙に燃えなかったな。前作よりも普通に劣…

No.11 『Recovery』Eminem

ファーストインプレッションを載せた6月24日の記事があるのでそちらを中心に見ていただくとして。 個人的には『Relapse』の方が好きなんだけどね。ガッチガチにラップだけで固めた作りが好きだったんだけど、本人は気に入らなかったみたいで。 今作での好き…

No.12 『Nelly 5.0』Nelly

前作『Brass Knuckles』で内容のわりにやたら失敗扱いを受けてしまったNellyさん。Sweat/Suit路線を手堅く踏襲したというのにブランクが露骨にセールス低下に繋がったという形でしたが。 今作もやり方はさほど変えていない。喩えとして適切かどうかはわから…

No.13 『Only One Flo Pt.1』Flo Rida

なんか凄いことになってますね。 ミラーボールがキラキラ輝く中で、ひたすらFlo Ridaが楽しそうに踊りまくっている。2年前は真面目にハードな曲をやってたのにね。今やパーティーを盛り上げる宴会番長。抜群の安定感に感心させられます。なんでここまでキャ…

No.14 『Thank Me Later』Drake

大体は6月15日の記事に書いたので、そちらを参照していただくとして。『Thank Me Later』を名盤言うにはキツイものがある。 "Fireworks"や"Shut It Down"を聴いてドラマチックメロウとか言うのは結構やけども、ぶっちゃけ聴くに値する曲なんてそれくらいなモ…

No.15 『The Hunger For More 2』Lloyd Banks

今作に至るまでの詳しい道のりは11月18日の記事に記しましたので、そちらを見ていただくとして。どうでしたかね、今回のは。何かさぁ、もうちょい。いい感じになれそうで、どこか足りない。 何が駄目だったんだろうと考えてみたが、基本的にハードな曲にいい…

No.16 『No Mercy』T.I.

本当はKing Uncagedだったのにね、これじゃあKing Recagedですよ、hahahahaha。 シャバに戻ってきて、別にさほど調子こいてた感じでもなかったんだけど、まぁ運が悪かったな。これからは車の中でも警戒緩めちゃいけないというわけですね。大変だ。さて、2010…

No.17 『Battle Of The Sexes』Ludacris

コンスタントなペースで届けられたLudaの7thでございます。 前作はゲストの豪華さを売りにした作風で、平均点はクリアしたものの全体的に押しが弱く残念だったが、今回はどうか。 当初は♀ラッパーShawnnaさんとのコラボアルバムになる予定でしたが、彼女のDT…

No.18 『Goon Affiliated』Plies

Plies兄さんによる4th、1年半ぶりですね。 僕の中では、Pliesというと、KAT-TUNの田中聖のイメージですね。田中聖というか、マイボスマイヒーローの中での田中聖。 ファーストとセカンドは先行カットの勢いで波に乗せてましたが、サードではさしたるヒット…

No.19 『The Appeal:Georgia's Most Wanted』Gucci Mane

Gucci Maneの新作。ムショから出てきたものの、一時期の不気味な存在感はやや薄れてきたような気がするのはオレだけなのでしょうか。何気に客演仕事は豊富でLudaやBig Boi、RossにBun Bのアルバムにて登場してるんで勢いはあるように見えるけど、今作に向け…

No.20 『C.A.S.H.(Cass Always Stays Hard)』Cassidy

前作から3年ぶり。Swizzから独立を果たし、いよいよ真価を問われるんですが。 どうですかね。なんか辛い一枚になってしまってるよ。良かったのは"High Off Life"。訳分からんゴチャゴチャ具合が面白いかな。あとの曲は……なんだかなぁ。デビュー当初はもっと…

初日

今年もやりましょう。 2010洋楽ヒップホップアルバムをランキングにしました。 果たしてこんなのを楽しみにしてる人が存在しているのかどうか不明だが、まあ暇なんで。 まずはランクインさせたアルバムたちを羅列しときます(現地発売日順)。計20枚です。 3/9…

緊張からの解放は当分の先

El DeBargeとかCharlieおじさんとかKellsとか、Tank兄貴にMichaelと、やたら男性ヴォーカルの新作が続いていて嬉しいかぎりですが。 Eric Benetの新譜が結構いいですね。 1曲目は"You're The Only One"路線のソウル名曲"Never Want To Live Without You"で、…