2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

J. Cole "Cole Summer"

今年一番よく聴いた曲がこちらの"Cole Summer"であります。 この歌はJ. Coleがセカンドアルバムをリリースする前に出したミックステープ『Truly Yours 2』に収録されており、曲の冒頭では「This right here is not a preview」としきりに主張されています。…

Justin Timberlake ft. Jay-Z "Suit & Tie"

まさにスムースダンサーという感じ。ほんとよく聴きましたね。 『The 20/20 Experience』の全体の感想としましては、なんとなく『Off The Wall』を思い出させたかなと。 "Suit & Tie"が"Rock With You"で、"Don't Hold The Wall"が"Workin' Day And Night"で…

PJ Morton ft. Stevie Wonder "Only One"

PJ Mortonって誰やねん、から始まりますよね。うん。 でも、オレもよう知らん。 いろいろ調べるとMaroon 5の6人目のメンバー的存在だとか、Mack Maine繋がりでYMCMBと契約したとか、それくらいしかわからん。 けど、まぁ豪華なゲスト陣に惹かれて、ちょっと…

Terrace Martin "Move On"

Terrace Martinっていう人はいわゆるSnoop軍団のプロデューサーのひとりでして、非常にJazz寄りのプロダクションに魅力があります。生演奏の質感とか、豊かなメロディがとても心地よく彩ってくれる、なかなか力のあるプロデューサーさんなんです。 まぁ知ら…

J. Cole ft. Miguel "Power Trip"

この曲は普通にラブソングですよね。一応その対象は女性とヒップホップっていう定番のものらしいですが、うん、こうして見るとサブジェクトとしてはDrakeとさほど変わらないんだろうな。意外と、いやあんまり意外じゃないかもしれんけどJ. Coleはラブソング…

Joe Budden ft. Omarion "Switch Positions"

まず、『No Love Lost』というアルバムタイトルからして、いつもと違う予感があったんですが。 この"Switch Positions"は普通にラブバラードです。わりと一途に愛を言葉にしていて、おーそうですかやるねぇみたいな。 Slaughterhouseがやはり好評なんですよ…

スピッツ "潮騒ちゃん"

タイトルからして面白そうですが、この曲はホント素敵なアッパーで、スピッツならではのトゲトゲっぷりと、その一方で優しくてかわいいサビが映える名曲。 昔の曲マーメイドに似ているとかいう細かい話もありますが、この潮騒ちゃんは本当に素晴らしい。 「…

Justin Timberlake "You Got It On"

『The 20/20 Experience』で言えば、1よりも圧倒的に2が好きですね。 常に勝負している感じ。それも別に奇を衒ったりアウトローにこだわったりとかいうわけではなく、ごくごくピボットの軸足をポップスのど真ん中に置くことを前提にしつつ、そこから長ーい…

Ciara "Body Party"

まずCiaraは顔が怖い。きつい顔してますよね。可愛げがない。 さらには痩せすぎ。ぶっちゃけセックスアピールが足りない。 でも運がある。いい楽曲がまわってくるから、9年もキャリアを送れるわけよ。懐かしの"Goodies"とか、スマートでクールな名曲。一過…

Mariah Carey ft. Miguel "#Beautiful"

お茶の間化が止まらないヒップホップにおいて欠かせないのがフック、いわゆるサビですね。できるだけキャッチーなほうがいい。その方がラジオでかかりやすくなるし、リングトーンとしても活躍の機会が出てくるからね。 キャッチーにするためにはどうすればい…

Tyler, The Creator "48"

48。日本で48っていうともうアレしかないんですが、この曲はアメリカの48州ということですね。48州にブツをお届けしてやるぜっていう。まぁ、さすがにアラスカとハワイは遠いからね、ゴメンね的な。 テーマとしてはヒップホップ的にお馴染みの、ドラ…

Prodigy & Alchemist "Give 'Em Hell"

ProdigyとAlchemistのコンビと言えば、もちろんあの名曲"Keep It Thoro"もありますが、アルバム単位でいえばやはり2000年代のニューヨークを代表する大傑作『Return Of The Mac』が思い出されますよ。あのスモーキーで肌寒くもタフで粋な名盤を産んだ二人が…

Bobby V "Back To Love"

Bobby Valentinoがソロデビューしたのは2005年で、あの時期は(多少前後しますが)OmarionやLloyd、Trey Songz、Marques HoustonとかNe-Yoあたりの若手の男性R&Bシンガーがたくさん登場した記憶があります。 当然この業界も厳しいもので、頂点をとったと思った…

Robin Thicke ft. Pharrell & T.I. "Blurred Lines"

2013年を代表する大ヒット曲にして、Robinにとってキャリアのターニングポイントになるような、さらにはPharrellやT.Iにとっても将来的に非常に意義深い、そういう存在の曲になりました。 軽やかで、かつ良い意味でいい加減なプレイヤー感がRobinの割と真面…

Lil Wayne ft. Cory Gunz & Nicki Minaj "Lay It Down"

一時期に比べて、Weezy人気もかなり落ち着いたのかなぁなんて思います。もちろん未だにたくさんの客演仕事がありますし、リリースもコンスタントに続いていますが、ランキング的にも中位くらいの、そこそこなところに収まったみたいな気がします。 今の業界…

Tyler, The Creator "Slater"

Slaterって何なんですかね。 とりあえず曲の中では「愛用の自転車の名前」らしい。へぇー。 あとは、Kelly Slaterという有名なサーファーがいるらしいが、あんまり関係がないのかな。 微妙に自転車を女性みたいに扱うメタファーもありますが、なんかあんまり…

Juice=Juice "イジワルしないで抱きしめてよ"

Juice=Juiceっていうのはハロプロの5人組グループですね。 まぁ、僕は年齢的にモー娘。世代ですから。 今の僕は熱烈なアイドリング推しですけども。とりあえずそのことに関しては別の機会に話すとして。 めっちゃ若い女の子たち。10代ですから、ジェネレ…

スピッツ "エンドロールには早すぎる"

スピッツは世界屈指のモンスターバンドであり、草野正宗は怪物である。これは間違いない。 1991年の”ヒバリのこころ”に始まり、20数年間もの長いキャリアの中で、幾度も色彩を美しく変えつつ、その真ん中にある太い一本の幹は揺らぐことなく、毎年のように…

Big Sean "Fire"

アルバム『Hall Of Fame』は印象が薄かったですね。ファーストほど惹きつけてくれませんでした。 あと今年のBig Seanで言えば、やはり"Control"ですかね... まぁ、でもそんな中、僕はこの"Fire"という曲はすごい好きです。 Kanye West"Glory"にfun."We Are Y…

Charlie Wilson "I Still Have You"

Charlie Wilsonの持つあの人懐っこい感じ、親しみやすさは何なんですかね。誰からも愛され、尊敬されるんだから、幸せなキャリアだと思います。 BET Awardsでのトリビュートもいい感じでした。この人は本当に声がいい。ブラックミュージックというジャンルに…

Justin Timberlake "Tunnel Vision"

個人的には20/20のパート1の中で一番好きな曲です。 "Tunnel Vision"というタイトルもかっこいいし、なんといってもあの緊張感ね。細かく刻まれるビートの応酬に立ち尽くしながら、スリリングなメロディと軽やかな歌唱に酔いしれる感じ。 僕が初めて好きに…

Noreaga ft. Large Professor "Built Pyramids"

いい曲です。昔の言葉で言えばすごくファットなビート。もういかにもLarge教授という心地よいトラックに、おなじみNoreagaの強引ながらも爽快なラップが乗る。 西が盛り返してきて、南も変わらず栄えていて、じゃあ東はどうなの、ニューヨークはどうなってん…

50 Cent ft. Kendrick Lamar "We Up"

結局、期待されたニューアルバム(期待されてない?)『Street King Immortal』はリリースされず。音楽面ではさしたる成功が最近見られない50ではありますが。 地味に"New York Times"もありましたけど、どうなんですかね今後浮上の目はあるんでしょうか。本…

Jay-Z "100$ Bill"

映画のサントラの曲ですね。 ミニマル路線のトラックにいつもの感じでラップする。 まぁ、特に解説することもないんですが。 ちょっと"Nigga Who Nigga What"に似てるかも。ちょっとだけ。 なんというか、ぶっちゃけ片手間にさらっと作ったんだろうな感はあ…

山下智久 "Summer Nude '13"

最近ほんとテレビを見ないんですね。フジテレビは糞だし、NHKも糞。TBSやテレ朝は言わずもがなだし、もう全然ですね。 ドラマなんてここ数年見てませんよ。面白くないしね。 この曲はこの前の月9の主題歌でして、もちろん見てないんですが、この曲自体はや…

Kid Cudi ft. Kendrick Lamar "Solo Dolo Pt.2"

わりとビッグニュースとしまして、Kid CudiのGOOD Music離脱とかいうものがありました。 クリエイティブコントロールなのか何なのかよくわかりませんが、とりあえず上手く行くことを願いましょう祈りましょう。 上手くいくんかいな。 WZRDという気ままなプロ…

Mayer Hawthorne "Back Seat Lover"

とりあえずこの曲、一聴してみる。 まずはイントロ。 するとビックリ。あれ、これはなんだ、キリンジの新曲か?あいつら解散っていうか別れたんじゃないのか?って。 だけど、冷静になって考えてみる。たしかにキリンジっぽいが、今更もう高樹がこんなモロSt…

Justin Bieber ft. R. Kelly "PYD"

いろいろと醜聞もありますが、Justin Bieberは今もっとも信頼の置けるアーティストの一人であると言えるでしょう。 声変わりを経たセカンドアルバムも傑作でした。全体的には低温でクールに洗練された中に、人懐っこい表情が込められた充実の内容。子供だま…

Jay-Z ft. Beyonce "Part II (On The Run)"

『Magna Carta... Holy Grail』はなかなかに渋くもシャープで、相変わらず一流のアルバムを持ってくるJiggaはすげーなと感心を覚えていたんですが。 そんな中で印象的だったのがこの"Part II (On The Run)"という曲ですね。 Part Iにあたる"'03 Bonnie & Cly…

Drake "Worst Behavior"

なんか、あんまり言いたくないというか、ちょっと恥ずかしい話なんですが、正直今のアメリカのヒップホップシーンにおいて僕が一番信頼しているのってDrakeだったりするんですよね。 メロディもトラックもいいし、Drake自身のラップもそんなに悪くない。 安…