Ciara "Body Party"

まずCiaraは顔が怖い。きつい顔してますよね。可愛げがない。
さらには痩せすぎ。ぶっちゃけセックスアピールが足りない。
でも運がある。いい楽曲がまわってくるから、9年もキャリアを送れるわけよ。懐かしの"Goodies"とか、スマートでクールな名曲。一過性の流行りモンなようで、今聞いても通用するようなスタイリッシュな出来上がり。

現行シーンにてフックマスターとして暴れまくってるFutureと付き合っててて、もう結婚したんだったかな?
そのFutureつながりで今回Mike Will Made Itがプロデュースをしてくれた感じだろう。

MWMIはホント今一番勢いに乗ってる新鋭プロデューサーで、なかなかドープで重い曲が作れる印象。"Tupac Back"とか"Way Too Gone"とか"Beach Is Better"とか。

"Body Party"も随所にMWMIらしいドープネスを詰め込みつつ、全体的には女性らしさとか優しさで包み込んだような、なかなかレベルの高いプロダクション。2006年の佳曲"Promise"にも似た、艶のあるスロージャムに仕上がってます。
サビの最後の部分、Ciaraの持ち味である低音が活きていて、ここも上手いかなと。

そして、個人的になんとなくJanetの伝説の名曲"Any Time Any Place (R. Kelly Mix)"を思い出しました。
もちろんあの悩ましいムードとか、キュートさとか、あのスーパー究極には到底及ばないんだけど。
でも、世界観というか、ベクトルとしてはかなり近いのかなぁと思います。ニュアンスというか、向いてる先は。それはCiaraも(Mike Will Made Itも)望むところでしょう。

やはり目指すべきはJanetっていう、最後はそこに行き着く。