Don't Keep Me Waiting

卒業ライブって、ライブ全体に人柄が出るよね。
エキセントリックだったけどラブリーだったズミさんの卒業ライブ、強い意志に凛とした存在感を濃く印象付けたすぅちゃんの卒業ライブ、崇高なのに素敵にお茶目だったまいぷるの卒業ライブ。
そして今回の、どこか儚くて頼りなげだけど、優しくてハートウォーミングな、ごっちゃんの卒業ライブ。


美人は得である。当たり前だけど。
余裕があるんだよね。自分のルックスを気にしたり悩んだりする必要がないから、他のことに集中できる。他のことに気を回せる。
ごっちゃんの場合、余裕がありすぎて、必要以上にいろいろとサービスをしすぎちゃう感じ。最後の最後まで升野さんにはハマらなかったんですが、過剰なまでのあのサービス精神はごっちゃんの不器用さでもあり、優しさでもあり、愛らしさでもあったんだよなぁって。
今日のライブを見て、すごくそんなことを感じ、より好きになったし、なんだか嬉しくなったし、とっても寂しくなりました。
本当に最後だなんてね、ほんと全然実感できないや。
こんなにも素敵な人が、もうメンバーじゃないんだっていう。信じられない。


いつどの瞬間を抜き取っても綺麗だし、ツッコミも冴え、顔芸も多彩で充実、それでいてドヤ顔でこなすソロパートもほぼ完璧に見事こなしてみせた後藤さん。実はとんでもなく底知れない才能を秘めてたんだよなぁって今更すぎるけどさ。
美人な上に優しいんだからね。そんな人どこにもいないよ。
最後のさよならの挨拶で、これからもアイドリング!!!アイドリングNEOをよろしくお願いしますって、その気遣い、そのハートこそが後藤郁の本当に素敵なところで、いとおしすぎる。
なんとかならんかったんかなぁ。全然やめてほしくない。今からでもいいので嘘です宣言してほしい。ドッキリ宣言でもなんでもいいからさ。


魔法が解けたシンデレラのよう。約束の時が訪れ、僕らに鮮やかな思い出だけを残して、駆け足で後藤郁は目の前からいなくなってしまった。
まったく、田舎者の美人さんはこれだから困るんだよな、ホント。背伸びして東京に進出するからさ。
靴どころか、ありとあらゆる持ち物全部放っぽりだして、どっか行っちゃうんだからね。ムチャクチャだよ。
でもいつか王子様が迎えに行くんだぜ。大分までわざわざ御足労願ってね。いやぁ、かおるんを迎えに行くんなら喜んで行くでしょ大分に。めっちゃ行きたいし。オレだったら今すぐ行くっつーの。まだ東京にいるだろうけど。
でも王子様はイケメンだろうからね。オレじゃないよな残念ながら。
ごっちゃんが幸せになれるならそれでいいんだ。オレはただ、惚れた女に幸せになってほしい。それだけさ。
そんなこんなで。
ホント、美人って得だよ。つくづく。



ごっちゃん、お疲れ様。卒業おめでとう。
すごく楽しくて優しいライブをありがとうね。最高に幸せでした。
あったかくて大らかなごっちゃんが大好きでした。いつも揺るがず美しいごっちゃんが大好きでした。
また絶対に逢いたいから、その時を楽しみにしています。
本当にありがとね。お身体に気をつけて。もう心身どこもケガしないように。
卒業おめでとう。