The Way You Move

さて、長く続いていたAndrew Wiggins狂想曲もひとまず落ち着くことになりました。
昨日、ようやくCavaliersがWiggins(とJoe Harris)のルーキー契約を結んだことを発表。このことによりひとまず1ヶ月間はトレードできないことになり、毎日毎日無駄に騒がせていたKevin Loveとのトレード騒動もいったん終止符が打たれることに。
まぁしかしこういうことってないからね、ドラ1とはいえ実績皆無のルーキーとオールスター選手のトレード。Kobe BryantとVlade Divacの時よりも話がでかい。
もちろん1ヶ月後にはまた同じような話がぶり返すと思われます。それまでにGolden StateやChicagoが本気を出して先に成立させない限り。
どうなんだろうね、Warriorsはあんまりやる気がないような。Bullsもそこまで出血したいかわからんし。
それに、結局来年フリーエイジェントになるというリスクも控えてるしね、なかなか難しい。普通に来年地元に帰りそうだし。
じゃあなんでCavsは本気なんだよっていう話なんですが、ようわからん。今年確実に優勝するために、微妙に焦っている感じ。
しかし、どうなんだ。
まずひとつ、今年優勝できるとでも思ってるのか。ありえんやろ。
Kevin Love加えたところで今年優勝できる確率は10%にも満たないと思う。選手たちが未熟すぎる。能力がないとは言わんが、経験不足から来る要領の悪さが否めない。そして、翌年Loveは出て行く。つまりワンチャン。ワンチャンしかない。
Wigginsが残留した場合はどうか。申し訳ないが今年は無理。でも来年以降はどうか。さすがに2014-15はプレーオフに進出し、ある程度のところまで行くでしょう。その経験が少しずつ選手を大きくしていくはず。そこから勝負できる。Kyrieが本当の意味でのチームリーダーへと成長し、Wigginsが攻守で輝けるようになれば、いよいよ優勝を狙えるチームへと変貌できるはず。
だから、あわてることはない。まだまだ慌てる時間じゃない。もっと大事な時が先にある。



まぁ、でもなんか決まりそうな気がする。
Kevin Loveのディフェンスのしょぼさとか大丈夫なんですか?スタッツ番長なだけで影響力とか全然ないよな。
リーダーシップも感じさせないし、そこまでして獲得すべき価値などないようにしか思えないんですが。



っていうか補強ポイントは5番でしょ。なんか使えそうなベテランビッグマンとかおらんのか。
おらんね。バレジャオとヘイウッドに頑張ってもらって。
うん、やっぱ難しそうやね。



Wigginsを失うのは辛い。将来の楽しみを捨てるわけだからね。
サマーリーグを見た限り、ほぼそのまんまドラフト時に言われていた通りの選手でしたね。やはりハンドリングが微妙、フリースローもやや勿体無い感じ、ただ身体能力的にはさすがのモノがあって、スピンムーブからのダンクとか、チェイスダウンブロックとか、ここらへんは迫力もあるし華がある。例のダンクも非常に軽やかなジャンプなのに滞空時間が長くて、これはもう才能が違う。ジャンパーもそんなに悪くない、特にいくつか見せたステップバックジャンパーはキレもあってクオリティとしてけっこうなところにあるんじゃないでしょうか。
なんとかキープしてほしいんだけどね。LeBronと2人で現代のMichaelとScottieを形成してほしいんだけどね。まぁ、あそこまで究極は無理にしても、それに近い感じで。
なんとかならんかなぁ。