Show You The Way To Go

(※日付は前日ですが、書いたのは14th Liveの当日です)



なんだか、ゆりっぺの鼻水芸と同じような感じで、藍ちゃんの外活涙芸が定着しかねない流れになっています。
そりゃ出演するからにはベストを尽くしたいと願うのは当然で、思い通りの自分を出せないというのはもどかしいことだと。
でもまぁ、いいんじゃないか。
一気に全てを意のままにプロデュースできるとか、そんなに甘くないし、別にステップはわりと踏めている。
求められているものがあってそこを理解して、その上で頑張れるなら頑張るっていう。無理そうなら、現状をなるだけよくなるよう努力する。
っていうか、求められているだけで幸せよ。必要とされることの大切さ。
人間が生きる上でだいじなもの、夢も大事かもしれんが、現実的な話をすれば、自分が必要とされる場所、自分の居場所を見つけるっていう、これだと思うんよ。
菊地さんがタレントとしてのポジションを見つけ出し、遠藤さんが歌で勝負すると覚悟を決め、橘さんや横山さんがレポーターやアシスタント業に活路を見出し、佐藤さんがアイドルっぽい路線を歩もうと腹をくくった、そんな感じで。
大川さんも、そういうのを掴めたら。
もちろん、モデルやから。モデルで生きようと思えば、それだけでええんよ。
そこから、面白いモデルとか、笑いのわかるモデルとか、そういう称号を目指すのであれば、また一層頑張ればいい。
頑張れないなら、もう頑張らずともモデルなんだから。なんて贅沢な悩み。
居場所があるんだから、だからそこまで悲観するほどのことでもない。じっくりと自分をプロデュースしていける。それだけの立場的余裕とモラトリアムがある。
それこそがアイドリング!!!の存在意義というか、慣らし運転のあるべき姿というか。
だから、結局はいつも通りのガンバレ乙女としか言いようがない。
あんまり悲観し過ぎないで、明るい未来へ。

きっと、これを乗り越えた先には、大川藍卒業が待っているんだと。
そう考えると、受け入れがたい寂しさや喪失感を覚悟しなきゃね。
もちろん藍ちゃんには世界一の幸せを掴んで欲しいですが。
悩めば悩むほど、ずっとアイドリング。
まぁ、こちらとしてはそれもそれでありがたい。
気楽に頑張ってね。

菊地さんですらアイドリング期間7年ですか、遠藤さんも7年かかったんだから、居場所見つけろとかそんな簡単ちゃうよな。
あみみと食事に行くのも大事だし、まいぷるとも食事に行こう。きっかけとなるはず。
行くんだ。まずはそこから。



菊地亜美
思えば、実力は確かにあって欠かせない存在だったんだけど、名場面を頭の中で思い出そうとしても、ぽつぽつとしか浮かばない。
まぁ推しじゃないし。
思い浮かんだのは、アミトーークで失敗して泣いたシーン。
彼女は誰よりもわかりやすく、アイドリング!!!のコンセプトを体現して見せた。
最初から完璧ではない。成長して行けばいい。そして、いつか訪れる瞬間を掴む。そのまま羽ばたく。
たくさんのトライアルアンドエラー。それでいいんだよ。
まいぷるの真似なんて誰もできません。最初から、全てが完璧な、本当の天才なんだから。
菊地なら真似できるでしょ。あみみだって才能が眠っていたからこその成功なんだろうけど、それくらいの才能なら、あなたたち他のメンバーにも十分眠っているはず。
じゃなきゃ、オーディション受からないでしょ。門澤さんが選ばないでしょ。
才能なかったら、升野さん見捨てるでしょ。
だから大丈夫。
頑張るだけよ。ガンバリング。
高い意識、揺るがず向上心を持って、日々ただ真面目に生きるだけ。


幸い藍ちゃんには図々しいほどの向上心がある。
モデルになる夢を叶えた上で、それでもまだ飽き足らず満たされずに涙流すとか、どんだけやねん。
でも、それでいい。間違ってないし、順調にアイドリング期間を歩めている、何よりの証。
ゴールは多少違うけど、歩み方は同じ。最高の手本が近くにある。それをずっと近くで見てきたんだから、間違えることもない。



あみみ、ありがとう。アイドリング!!!を体現して見せたあなたの存在が、きっとこの先もずっとメンバーを高めてくれる。
ライブも頑張ってね。