元気でいてね Part 3

ええ。あれで終わりなんて誰も言ってないしね。
はい行きますよ。パート3。ちょこっとだけ書かせてください。




とんるり:ナンバリングライブは1年ぶり。その間にはいろいろありましたが、何と言っても遠藤舞が卒業してしまった。と言うことは、遠藤舞が卒業してから初めてのナンバリングライブということになるわけだね。
まいぷるがいなくなることで一番の痛手となるのは、やはりライブでのパフォーマンス。あの神々しく輝く歌がなくなることで、ライブのクオリティがガクッと落ちてしまう心配があって。
実際、もうあの頃のクオリティは保てていません。歌の柱を失ったことで、まとまりのない散漫な印象を受ける。今までは多少乱れようが、Dメロを担当して曲の勝負所で魅せてくれるまいぷるのおかげで曲全体が引き締まって聴こえてたんだけど、もうそれすらもない。
頑張らなくちゃ。
そんな中での14thライブ。
ハイライトを挙げて行けば、朝日奈央の覚悟&アイドリング!!!の覚悟を示したガンバレ乙女、あらためて気持ちも新たにまた1から出直す決意のような清々しさを残した百花繚乱アイドリング!!!、あるいは最新にして最高にラブリーなムードを演出したユキウサギとかが挙げられますが。
パフォーマンス的な側面で考えても、やはり4Uが最大の魅せどころだったと言えるでしょう。
昔はただ無邪気に歌っていた二人。Stay With Meは切なく儚くもわくわくする青春の名曲ですが、あれから時は流れ、大人の艶を押し出した4U。三年前ですか、誕生日前の二人は当時19歳ですね。
初めて聴いた時からこの曲には可能性を感じてまして、フロア映えするバウンシーなトラックに乗るメロディアスなフレーズ、そして一途に成長を続けるとんるりの力強さと可憐さが加わり、単なるアルバム曲として眠らせるのは勿体無いなと思ってたんですよ。
まぁ、扱い自体はそれほど悪いわけでもなく、わりとニコはちでもペアを替えて取りあげてもらったりしてるんですけど。
今回は、そこからの充実したリミックス。よりエッジの利いたアレンジでダイナミズムを増しつつ、大胆なブレイクを用意し怒涛のダンスパフォーマンスで煽りながら、一切の隙を与えないとんるりの研ぎ澄まされたボーカル。
想いの詩であったり、三度目の記念日であったり、砂時計であったり、Promiseであったり、あるいは生バンドを交えてのfriendであったりと、ライブに関してもアイドルの枠に収まらない果敢な勝負をしかけるのがアイドリング!!!のいいところで、僕がアイドリング!!!を好きになった一番の要因なんですが。
過去のライブでの名場面に劣らない、鬼気迫るパフォーマンス。
そして、その主役がとんるりだったことが、何よりも嬉しい。
まいぷるがいなくなって初めてのナンバリングライブ、一番のハイライトをとんるりが演出したという意味。
二人とも口には出さないけど、背負って立っているんだよね。
その悲壮な決意が、美しかったよ。
ありがとね。