うーいうーい

すっげー勝手にK. Michelleってゴスペル畑みたいなイメージがあったのよ。Kelly PriceとかJennifer Hudson的な、あっちから世俗へ踏み込んで来てる的な。
でも実際は結構普通に普通だったりする。普通の女の子。歌がクソ上手い普通の女の子。
歌が上手い時点で普通じゃないか。
歌が上手い人って、そうじゃない人と価値観が違ったりするんだろう。感性が優れていて、物の捉え方が鋭かったりしてて、かっこええわ多分。

いいですよね。この歌好き。他もいろいろある。なかなかの充実っぷり。
K. MichelleさんのYouTubeチャンネルに全曲解放されててマジ太っ腹。やっぱりワーナーがナンバーワン。間違いなく。
今作は粒が立っている。シングルクオリティがいくつもある。
素晴らしいアルバムを1周して、その意外なまでの変幻自在っぷりに驚かされる。歌唱の作り方、感情を発露するバリエーションも多岐にわたっており、シンガーとしてのポテンシャルが本当に高い。
まぁしたたかというか、あざとい感じもある。お前らKeyshia Coleとか好きなんやろ的な。Chrisette Micheleスタイルで歌えばグラミーくれるんちゃうか的な。トレンド追いも兼ねたモノマネ芸的な。
でもそういうところも含めて、やっぱりイメージとしてはホント女性版R. Kellyだよな。とにかく歌い手として優れていて、人を楽しませるためにカメレオンっていう。
実にストロングスタイル。最後はゴスペルに回帰していくだろうけど、若いうちはこういうノリでキャリアを重ねてほしいね。

いつ聴いてもダントツ。This is how our love is.