May Dreamって素敵

aikoさんがアルバムを出しました。あの素晴らしかった前作から2年ぶりだからけっこう良いペースだね。創造意欲ががっちり高まってるのは嬉しい限り。


まず限定Cについてるライブバージョンとかいうのから聴きました。
ちょっとなんやコレ、完璧やんけ。
どうせ昔の曲をロックンロール調でやるんだろうと思ってたんですよ。いつものうぇーい!みんな元気〜?へい!みたいな調子で。
ありがとう。違った。
優しくて柔らかめのアレンジ。むしろこれはライブというか、リミックスだよ。Puff Daddyだよ。
言うなれば冨田恵一ミックス。もちろん冨田さんは絡んでませんが、やはり往年のキリンジですねコレって。
そしてアルバム本編もまた、地続き。
麗しく響き、そこにたくさんの引き出しがあって、たくさんのドキドキとわくわくが産まれている。これからの毎日をきっとこのアルバムが鮮やかに彩ってくれる。
またしてもパーフェクト。まさに今が春。


前から僕はaikoにこのような道、このような音楽に進んで行ってほしかったから、とっても満足している。
あるべき姿、ちょっと遅いぐらいな気がするけど、もう完全に何かを掴んだみたいでホント良かった。
これでまだまだ闘える。もう永遠に闘えるよ。あなたにその気さえあれば、この音楽で一番前を走り続けることができる。間違いなく。


今年で41歳ですか。まぁ同い年の由伸が監督をやってるぐらいなんだから、それだけの大きな時が流れているわけよ。
もうあの頃と同じようにはいかないかもしれない。
でも変わらずあなたの声はまぶしくて心に突き刺さるし、あなたのメロディは明るくて温かくなる。
ありがとね、なんか行ける気がしてきた。別に今日なんもないけど。
とりあえずなんか頑張れそう。少なくとも今日は頑張れる。
びっぐさんきゅー。あーんどらぶおーるうぇいず。
そんな感じにしとこう。ありがとう。