No.5 Anderson .Paak ft. Schoolboy Q "Am I Wrong"

時流とでも言うべきファンクスタイルをいくぶんかスペイシーに展開。タイトなバンドアレンジに豊かなメロディが乗り、爽快なフロアキラーとして成立している。
カテゴライズすればやはりUptown Funk以降というところになるが、僕はUptown Funkを聴いて思ったのがOutkastなんだよな。こういう大振りなホーンとか、ヒップホップ的であるシンプルなループとか、クラブミュージックのインナーな感じではなく開いてて開放的な明るさとか。
Schoolboy QのヴァースもどこかAndreを思わせる装いである。こういう独特なトラックに対して客演をお願いされるなんて大変だと思うけど、毎回毎回ラッパーたちは巧みにこなしていくから、ホント立派だ。今作のラップもまた実にキレキレで大きなハイライトとなっている。

↑このライブではノーラップですけど、そのかわりAPさんのファンキーなドラム捌きが前面に押し出されていて爽快。柿谷以来のジーニアスやで。