上半期オレコンチャート

2006年も半分が経ちました。音楽をよく聴く僕は、毎週自分で勝手にチャートを作成したりしてるんですが、今回はその上半期の結果を届けたいと思います。どうぞ。
NO.5 There it go -the whistle song- by Juelz Santana
NepがSnoopの"Drop it like it`s hot"で舌打ちみたいな音を採り入れて以来、SwizzがTI"Bring em Out"で号笛をトラックに組み込んだり、Ying Yang TwinsやDavid Bannerがそれぞれ"Wait -the whisper song-"、"Wait"でささやきラップをかましたりと、近頃のヒップホップ界では飛び道具的な要素が必要みたいですね(最近ではBusta Rhymes "Touch it"の緩急つけるアイディア、シンプルだが強烈なSwizzのビート共々良かったね)(まあ広義での飛び道具としてG-G-G-G-G-Unit!とか、DMXのワンワン!とかもそうか)。そんな中、ジュエルズ サンタナは口笛で勝負!でもまあそんなことはどうでもよくて(なんだよ)、ジュエルズ サンタナのふてぶてしくも滑らかなラップですよ。いかにもモテキャラなのが憎いね。実際イケメンです(この曲入ってるアルバムジャケはヒドいですが)。アッパーというわけではないが、とても痛快で鮮やかな一発です。この人、お決まりの掛け声"Aye!"も気持ちいいんですよ。まあまあ良かったアルバム『What the game`s been missin』でぜひ確認を。

NO.4 Nasty Girl by the Notorious BIG feat.Diddy,Nelly,Jagged Edge&Avery Storm
この曲ハマったなぁ。原曲"Nasty Boy"は歌詞の割にはなぜか暗いバウンスだったんですが、Angie Stone feat.Snoop Dogg "I wanna thank ya"(名曲!)のトラックがまさにジャストフィット!プロデューサーのJazze Pha、ナイスです。ディディのヴァースは原曲のビギーの歌詞まんまですがパフの声が合うね、このトラックには。そしてネリーとジャギッドエッジのカッコイイ掛け合い、これはお見事。ハイライトシーンばっかのこの曲、盛り上がります。しかも爽やかなパーティーチューンなのにどこか落ち着きのある感じは老舗バッドボーイの真骨頂でしょう。あぁ、ビギーがいたらなぁ..ちなみにこの曲入ったアルバム『Duets:the Final Chapter』はビギーのアルバムというよりもなんかヒップポップのコンピレーションアルバムみたいな様相を呈してましたね。"1970 Somethin"とか"Mi Casa"とか良かったな。

NO.3 Put em in their place by Mobb Deep
なんかトラック、Rhymesterの"現金に体を張れ"に似てるような..ちゅうかカッコいいな。フック(Infamous up in this you know how we get down Is that yo hoe She feelin our style We come through the spot real heavy on the waist So when they wanna move we put em in their place)のProdigyのザラザラ感がいいな。ホントは僕Havoc派なんですけどね。アルバム『Blood Money』は買ったけど未聴。今日聴こうかな。ちなみにシングルの"Have a party","Outta Control -remix-"どっちも最高です。

NO.2 Can`t let go by Anthony Hamilton
これはじっくりと味わうとたまらんね。静かに、しかし熱く燃える炎のような想いを乗せた名品。このアンソニー ハミルトンという人は声がいかにも生っぽくて、まさにソウルシンガーです。アルバム『Ain`t Nobody Worryin』に入ってます。アルバムは良かったけど、ただ前作の神懸かった出来を知ってるファンはもうちょい欲しかったかも。それでも"the Truth","Everybody","Change your world"なんかは素敵ですよ。

そしてそして..
NO.1 Stay by Ne-Yo feat.Peedi Crack
この歌はホント毎日聴いてたね。ラテンっぽいせいか、すごく情熱的で甘いアッパーなラブソング。ビギー&フェイス エヴァンス"One More Chance/Stay With Me"もアシャンティ"foolish"も好きな僕はフツーにDebargeファンのポテンシャル満載だね。サビがめちゃキャッチーで一緒に歌いたくなるよステイウィズミーって。アルバム『In my own words』は評価高いらしいけど、僕はイマイチ乗り切れなかったな。Mario"Let Me Love You"なみに引っ張ってくれる曲あったらなぁ.."So Sick"をはじめ、曲1個単位ではいいのかもしれんが、アルバムとしてはなんかなぁ、わからんけど。

以上です。