今年も、この企画をやりましょう。洋楽hiphopアルバムのオレコンTop20発表です。
はじめに今年ランクインしたアルバム20枚を先に発表します(米国での発売日順に並べます)。
- 3/11 『Trilla』Rick Ross
- 3/11 『Ego Trippin'』Snoop Dogg
- 3/11 『The Elephant In The Room』Fat Joe
- 3/18 『Mail On Sunday』Flo Rida
- 4/22 『H.N.I.C. Part 2』Prodigy of Mobb Deep
- 6/10 『Tha Carter 3』Lil Wayne
- 6/10 『Definition Of Real』Plies
- 7/1 『Terminate On Sight』G-Unit
- 7/15
- 8/26 『LAX』The Game
- 9/2 『The Recession』Young Jeezy
- 9/9 『Exit 13』LL Cool J
- 9/16 『Brass Knuckles』Nelly
- 9/30 『Paper Trail』T.I.
- 11/4 『The Renaissance』Q-Tip
- 11/18 『Gutta』Ace Hood
- 11/24 『Theater Of The Mind』Ludacris
- 12/2 『Emeritus』Scarface
- 12/9 『Universal Mind Control』Common
- 12/16 『Da Realist』Plies
以上の20枚について、解説したり、文句言ったり、誉めたりします。よろしくお願いします。
と、ランキング発表の前に、今回選考から外したものについて、一言ずついいですか。
まず、Papoose『Build Or Destroy』、Re-Up Gang『We Got It 4 Cheap Vol.3:The Spirit Of Competition』と『Road To Till The Casket Drops』、G-Unit『Return Of The Body Snatchers』と『Elephant In The Sand』、Lil Wayne『Dedication 3』といったミックステープたちです。どれも見事でしたが、ビートは借り物なんでね。評価できません。
続いて、Re-Up Gangのセルフタイトルアルバムも外しました。これはれっきとしたアルバム(=not mixtape)なんですが、半数以上の曲が先の『We Got It 4 Cheap』シリーズのアカペラを別オケに乗せたりしてて、評価しづらいので。
あとはThe Roots『Rising Down』、N.E.R.D.『Seeing Sounds』、Kardinal Offishall『Not 4 Sale』、Kanye West『808s&Heartbreak』あたりも外しました。いずれもhiphopの要素が満載のアルバムなんですが、やっぱりhiphopとは言い切れませんので。(Kanyeのやつについては11/26の文章をご覧ください)
あと、DJ Khaled『We Global』も外しました。あれはコンピです。Bun B『II Trill』やProdigy of Mobb Deep『Product Of The 80s』、Nappy Roots『The Humdinger』、2Pistols『Death Before Dishonor』あたりも聴きましたが、あんまり印象が残らなかったので外しました。
2PistolsはiPodに入れるとアーティスト欄の一番上になり、2Pacよりも上になるので、なんかイラッとした、っていうことしか覚えてないや。