hotter than wasabi

今年はヒップホップのリリースが非常に少ない気がする。昨年はこの時期までにJoe BuddenやJimmy、Flo Rida、Kiss、Rick Rossとかが出していたというのに、今年はLudaが出したぐらいだ。マジで目ぼしいのが6月までないなんて、どうかしてるぜ。
そうなってくると、ただでさえ更新頻度の少ない我がブログも昨年末からずっと音沙汰無しになってしまう。これはあまりよろしくない。
しかし、何について書くのか。ぶっちゃけ、ネタがない。しかし、Rip SlymePesばりに無いなら無いでテキトーにどうにかしなきゃね。
というわけで、こんな感じ。Drakeのデビューアルバム『Thank Me Later』勝手に大予想大会です。
アメリカの音楽業界にて目下最も期待されている新人Drake。まあ僕も彼の6月のデビューをちょっぴり楽しみにしているんですけど、そんな彼のファーストがどうなるか、勝手に予想しちゃいますかという投げやりな企画である。
ある程度は僕の経験を元にしていますが、まあ大方はただの勘なので、気楽に受け止めてください。外れても何の責任もとりません。土下座もしませんからね。






・国内盤は出る。多分そんなに遅くないはず
わかりませんけどね、ただWeezyの時みたいなミスはないと信じたい。普通のラップものよりは聴きやすいタイプの音楽なので、ユニバーサルあたりがちゃんと現地発売日付近で出してくれることを祈ろう。




・何となく、ブックレットに最初から歌詞が付いているパターンだと思う
超何となく、ですよ。こういうソフトめな人は歌詞をきちんと載っけてくれそうな気がする。そうなれば、解説だけの白冊子に留まらずに済みますね。解説、歌詞、対訳付きになるんじゃないかな。
解説するライター、ここを予想するなら多分、高橋芳朗さんかな。ここ最近この人率が高い気がするし、昨年のKid Cudiが高橋さんだったから、その流れを汲みそう。高橋さんの文章は無難だからいいよ。
Young Moneyだから、という理由で升本徹氏が来る可能性もある。『Tha Carter 3』に引き続き彼が受け持つ線は否定できないが、そうなった場合は最悪だ。この升本という方はは口調がウザいし、知識も乏しく、平気で嘘を書くからね。Drakeの記念すべき作品に関わってほしくないな。もしユニバーサルさんのスタッフがこの文章を読むことがありましたら、ぜひ升本氏の起用だけはご遠慮願いたい。切に思います。
大穴で二木崇さんも有り得る。この人の文章はダブルクォーテーションマークが多くて若干読みにくいんだけど、情報量が結構多いから悪くない。
ちなみに僕が一番好きなライターさんは出嶌孝次さんです。知識、情報、音楽愛の全てが素晴らしくて、個人的に憧れてます。Drakeのを書く可能性、あんまりないだろうな。最近はbounceの編集で手一杯なのかもしれん。
そういや、対訳者は間違いなく西原潤さんだと思うよ。ここ3、4年は潤さんばっかりだからね。もしDrakeがJay-Zから引用するようなことがあれば即行で注訳がついてると思いますので、そこは要チェック。個人的に潤さんはもう少しNBAに詳しくなる必要があると思う。バスケに引っ掛けたリリックに対するフォローが弱いかな。
なんか無駄に長くなったし、この項目。




・曲数は少なめ。12〜14あたりか
大体のヒップホップ系アーティストは非常に曲数が多く、もう構成もへったくれもないようなアルバムを提供しがちである(Snoop、アンタのことだよ)。
ただ、Drakeの場合、メロディがある分フツーのラッパーほどは多作になれないはずで、結果的にアルバムの曲数は抑えられることになるような気がする。
一曲目にイントロは来ないかなぁ。多分ひとつぐらいスキットがあったりしつつ、計13曲と予想しときます。




・ゲストは割と少なくなる気が
最近はもうすっかり客演に引っ張りだこなDrake。その気になればアホみたいに豪華絢爛なゲストアーティストを呼べるんでしょうが、恐らく彼のアーティスト魂がそうさせない気がする。まあ知らんけどさ。
Weezyは確実でしょう。Kanyeも多分来る。他に考えられるのは、レーベルメイトLloydやNicki Minaj、あとは共演歴あるLoso、Trey Songzぐらいかな。やっぱNickiは無いと予想して計5人。妥当なところでしょう。
つーか、むしろ5人って多め?少なくない?




・ジャケは本人が写ってないかも
わかりませんけど、『So Far Gone』のジャケの感じを見ると、多分そういうやり方で来るんじゃないか。デザイン的なところを予想。




・"Best I Ever Had"はボートラ扱いにする
Drakeにとって初のヒットシングルであるこの名曲をどうするかはひとつのポイントですね。昨年の曲だし、この曲だけ成長しすぎてるから、アルバムの構成上オミットする形をとる可能性は結構あるのではないだろうか。
入れるにしても、アルバムの一番最後にボートラ扱いで収めるぐらいかな。
ただ、もし外れても、国内盤にはボーナスとして収録されるはず。Young Gunzの2ndやPliesの2ndと同じように、前作のヒットシングルをちゃっかり入れちゃう線が濃厚かと。
つまり、どう転ぼうが国内盤を買えば"Best I Ever Had"は手に入れられる、みたいな形になるのではないか。
もし"Best I Ever Had"が普通にアルバムに収録されてる場合、日本盤のボートラは何になるのか。単純にiTunesのボーナスを持ってくる可能性もありますが、先述のYoung GunzやPliesのやり方もあり得る。そうなると『So Far Gone』のEPから抜擢するのが有力だろう、ということでTreyとの"Successful"が本命、Weezy&Bun Bと絡む"Uptown"が対抗、といったところか。個人的には"A Night Off"が好きなんだけど、来なさそう。逆に大穴として"Forever"が来る可能性もありますね。ただアルバムの雰囲気に合わないかもしれんし、絶対にこの曲だけ浮くだろうから無さそう。




・初動で400Kちょいの第1位を獲得する
CDがとことん売れないご時世ですからね、どうなるかわかりませんが昨年のJayのBP3並みには売れるんじゃないか。後見人のWeezyがいれば初動でゴールドぐらい狙えたかもしれないけどね。








という具合です。まあ、あくまでも予想にすぎませんけど、いい線行ってる気がするよ。うん。