黄金蟲というシングルが夏に発売されまして、アイドリング!!!3期生、橘ゆりか・大川藍・橋本楓という輝かしく麗しい3人による活動の大いなる可能性を呈示した、非常に意義深いプロジェクトだったと思います。本当に素晴らしい3人ですからね、自信満々に自慢できる最高の3人ですから。オリコンデイリー1位という嬉しい結果も出ましたし、第2弾、3弾と続いて行ってほしいと強く願います。
表題曲そのものはクオリティ的にあれでしたけど、簡単に媚びなかったのは意外と良かったのかもしれん。
そして、黄金蟲がもたらしたものはそれだけではありません。
マキシシングルですからね、カップリングがあるわけです。3曲もあってありがたいんですが、さらにありがたいことに3曲とも本当に最高な楽曲になっているんです。
Hip Attackによる太陽のサマサマデイズ。タイトルだけ聞いて、またコミックソング作ったんかと憤慨しかけましたが、実際は爽快なサマーアッパー。藍ちゃんラップも見事だし、かえぴょんの美声が完璧に炸裂するブリッジ、そしてゆりっぺのラフな歌唱が新しい魅力を引き出したアウトロ。見どころが多くて華やかな、ナイス名曲ですね。
さらにさらに、大人組によるSHAKALAKA PARTY。先日の14thライブにてオープニングを盛り上げてくれた曲としても記憶に新しいですが、菊地さんの卒業公演のアンコールでも披露されたあたり、どうやらあみみにとっても超お気に入りの曲だったんじゃないかなと推測されます。自称カラオケで湘南乃風を歌う菊地さんですから。とにかくこの曲はBメロですよ。あそこのフレーズ、キラーラインが流れてきて、めっちゃテンションが上がる。切なくて気持ちよすぎるあのメロディライン。そこからのまっすぐアッパーな展開。勢いに切なさもこもった、これまたアイドリング!!!らしい名曲です。
そして、件のよくばりポンパドール。
子供組による歌ですね。子供組というか、かえぴょんがリーダーを務める未来のアイドリング!!!による楽曲っていうイメージなのかもしれない。
楓ちゃんを歌唱メンと認識している人は多くないかもしれん。ただ、森さんのおかげか、ここ最近の楽曲においては、かえぴょんの唯一無二なボーカルが非常に大きな役割を果たしていることは、紛れもない事実。
この曲においても、そのホニョホニョした歌声で癒してくれます。いい声なんですよ。彼女の人柄、人徳にマッチした、素敵な声です。
もちろん、かえぴょんだけではありません。この曲はソロパートも用意されていて、各々のボーカルの魅力を存分にアピールしています。
2番冒頭の古ちゃんとか最高よ。メロディの流れと、彼女の声質がぴったり合っている。
あと、るかぴょん。2番Bメロ後半の勝負所を託され、その味のある太めの声で鮮やかにサビへと繋いでいて、本当にグッジョブ。素晴らしい。
息切れしそうならむたんとか、朴訥が過ぎるレイアさんとか、個性が溢れてます。
みんな違って、みんないい。
そう。みんな声がいい。
やっぱり声は骨格によるものだからね。
顔が良ければ、声も良くなる。そういうもんよ。
(下の動画は14th liveで披露された"70億分の１"と"よくばりポンパドール"です)
https://www.youtube.com/watch?v=H3HBlbvS9EM
