16曲目から聴いて15曲目で聴き終わるのがよろしいかと

6位はDMX『Year of the dog..Again』です(年賀状、めんどうさいなぁ..)
コアな人に言わせりゃ「フツーやな今回のXは」かもしれんけど、むしろ逆に考えればぶっとばさなくてもほどほどに(?)キレてここまで残したわけですよ。すごいじゃないですか。いいアルバムだと思いますよ僕は。
"Pump ya fist"がいきなりの先制パンチになって"We in here"も迫力あったしね(僕は"Pon de replay、あんまりです)。"Come thru"(このBustaは破壊力あるよね)とか"It's personal"(Stylesのstoicなrapがカッコよすぎる..)、へヴィーな"Wrong or Right"とかのbangerはもちろん、"Walk these dogs"の全力疾走もイカすし、意外なSwizzの"Baby Motha"も光るし、dramaticな"Blown Away"にしびれるし、魂の結晶とでも言うべき"Lord give me a sigh"で終わっていく構成もよくできている。
あとジャケがいい。Rapperのジャケって大抵証明写真のようなものばっか(それは昔のNasだけか)だけど、これのジャケはDMXのキャラがうまく出てると思う。でも待受画面にはしない方がいいと思う。待受にはPharrellとかChingyとかFabolousとかにしてください。
とにかく、hiphop gameにまたこーゆーcrusherが帰って来たことはsceneの脱皮&成長に大きいと思うからさ、来年以降も期待大。あんまこいつのこと信頼できない人は、youtubeか何かで"Touch it remix"の一番最後のヤツのヴァースを聴いてみてください。ちょっと笑っちゃうぐらいギリギリを生きる人です。
以上。いよいよ明日からTop5だ。