わりとすぐそこ

smart-flash.jp
あらためて感慨深いです。記事の内容にさほど目新しさはないけど、こうして師匠と弟子が楽しくじゃれ合う姿を見られるっていうのは、本当に幸せ。ホントよかったよ。朝日はホント頑張った。
記事の一番最後にいきなり門澤さんが出てきて笑う。一番の笑いどころは微妙にピンボケした門澤さんの写真ですかね。

動画:「久保建英にオススメのクラブとレアル・マドリー復帰のための最短距離」

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ちょっと長いですが、日本サッカーファンにはぜひ見て欲しい動画です。
木村浩嗣さんはスペイン在住のサッカージャーナリスト。専門的で入り組んだ情報をごくごくシンプルな言葉で文章にできるライターとしての腕も最高だし、優しい語り口からまっすぐにわかりやすく本質を突いてくれる解説者としても最高。日本サッカージャーナリズム界における永遠のナンバーワンとして、僕もずっと敬愛してやまない存在の人なんです。
日本人贔屓も人種差別もない、本当の意味でのフラットな評価。そして輝かしい未来を見据えての最優先事項と、現実的でかつ壮大な目標、さらには最も大きな夢の話まで。
もはや僕のパワーレスすぎる言葉なんて必要ないんだよね。
とりあえず動画を見てください。刺激的な21分42秒をお約束します。

上田綺世

心配してないわけないから、とりあえずホッとした。
慌てることなく、ここから積み上げていけばいい。


今日も安定して決定機をフイにしまくってた綺世ですけど。
まぁ贔屓目に擁護すると、上田綺世だからこそ決定機まで辿り着いてるんだっていうのもあるのよ。実際、動き出しの質と量がある。瞬間的に急所を見つけてそこを突けるだけの本能もある。
綺世だからチャンスになって、綺世だから外すっていう。
あんまり頻繁に1対1を外されると辛いですが、フォワードにとって過程など心底どうでもいいのよ。フォワードはもう数字だけでいい。
今シーズン初勝利へと導く2ゴール。サンキュー綺世。
プロ初ゴールもマリノス戦。僕が初めてカシマスタジアムで観戦した試合で決めたから、めっちゃ覚えてるよ。マリノスキラーということで、大一番に利いてくるはず。
変わらず期待してます。


挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。 だから成功するまで諦めないだけ


アントラーズの歴史的に考えれば、現代サッカー2大戦術のうちのストーミングはハマると思うのよ。特にオリベイラ政権時のサッカーはまさにそうでした。今思えば時代の先取りですよめっちゃ。
互角の相手にはストーミング。格下相手には個々の鋭い閃きと強烈な個人能力でもって力づくでゴールを奪うっていうブラジルスタイル。これで勝利を積み重ねてきた。
しかしストーミングは伝統芸だからいつでもできるけど、ブラジルスタイルはムラがある。個人の能力に完全に依存しているからね。
鹿島が最後にリーグタイトルを獲得したのが2016年。まだ小笠原満男がいて、渡欧する前の柴崎岳昌子源植田直通や鈴木優磨もいて、移籍前の金崎夢生西大伍もいた。思い出補正もありつつ、やはり今振り返ってみても納得の優勝でしょ。このメンツなら勝てる。このメンツの個人能力は確かだ。
それ以降、個人能力の高い選手を失っていくに連れて格下相手の取りこぼしが増えていく。
2018年には悲願のアジアタイトルを手に入れるけど、これは相手が全て格上だったからだろう。ギリギリまだ戦えるレベルの選手が揃っていて、ストーミングもできていた。
あれから2年が経ち、完全に過渡期に入っているアントラーズ。絶対的な選手などいない。リーグを代表する選手もいない。スタメンのレベルは決して低くはないが、規律もないし、個もない。
鹿島在籍歴が短い選手ばかりなのも不味い。伝統が染み付いていない選手が鹿島の選手としてピッチに立つのは無理がある。果たして今のスタメン組で「献身・誠実・尊重」を心で理解している選手はどれくらいいるのだろうか。
2020年、ストーミングもなければ個人技もない、極めて無秩序で凡庸な鹿島アントラースが現実としてそこにある。
まぁ、スピリットは時間をかければいいのかもしれないけど、個を伸ばすにも限度がある。
そうなってくると、理論で攻撃するしかない。
現代サッカー2大戦術のもう片方、ポジショナルプレーの出番。
ザーゴ監督の招聘は鹿島にポジショナルプレーを持ち込んでもらうっていうビジョンなんだけど。
どうだろうなぁ... まず選手構成が4-4-2ベースな時点でポジショナルプレーとか難しいんじゃないかっていうのがあって。
どうしても4-3-3じゃないと難しいと思うんだ。4-4-2じゃあ5レーンにならないし。
時間かかりそう。10冠の時の苦しみを思い出すね。国内20冠は当分先になるだろう。
現実問題として、まずは残留を目指して戦うしかない。必死に戦って、その日々の中で積み重ねて、足りない個を戦術で埋めていくしかないだろうね。

反省会

  • 7回表の大城卓三の振り逃げが痛かった... 記録はワイルドピッチとか言ってますけど、あれは嶋のミスです。すごく淡白なキャッチミスだった。あれがなければ失点もなかった。逆転した直後のイニングに簡単に点を許して再逆転の気運を与えてしまう、いかにも弱いチームの野球。点とった次の回をゼロにするということがどうしてできない。野球しかやってこなかった人生なんだろ。アホすぎるわ嶋。おかげで梅野のメンタルはまた微妙に破壊されてしまった
  • リード批判は感情論&結果論になりがちであんまりやるべきじゃないんですけど、もうちょっと高めのストレートを使って欲しい気がする。僕個人の感覚から言って中島はローボールヒッターなイメージがあるから、あそこは高めストレートで詰まらせて欲しかった
  • 8回表に1点差に詰め寄られての裏の攻撃が、あまりにも無抵抗な三者凡退。代打塩見の三振は、悲劇のイントロにしか見えませんでしたよ。別にコータローでええやん。左対左っていう側面よりも信用できない公式戦塩見。タイムリー打ってる選手に代打は采配ミスだと思う
  • っていうか開幕7試合目でクローザー回跨ぎは幾ら何でも焦りすぎ。いくら短縮シーズンとはいえ120試合。じっくり行けばいい
  • とりあえず開幕してからの高津監督の印象としては、ベンチメンバーのモチベーション維持は上手いけど、それぐらいかな。監督としてのドッシリ感がないのが目下一番の懸念材料で、戸田で経験を積んでいるにも関わらず、決断の鋭さは正直感じない。当たるにしろ当たらないにしろ、スパッとやって欲しい。満には即断する力があった。迷いもないし、責任感と説得力があった。僕の思い出補正だろうか
  • ポジ要素は何と言っても坂口さん。今日も1安打3四球。現代野球は出塁率を評価していきましょう。凄すぎます。最後のデラロサ戦も貫禄の出塁。必要に応じて往年の土橋プレイもできる、理想的な一番打者です
  • コータローも依然好調。攻守に力を発揮できている。明日は相手先発が左の田口なんですけど、流石に塩見は使わんよね。さすがに。頼むよ。同じ左なら雄平外せ
  • なんとか序盤は5割で推移して行きたいところ。明日落としたら二度と5割復帰は望めないだろうな。ライアンと古賀に今シーズンの全てが託される...

今ここから


わくわくです。ゴーゴースワローズ。


勝利の女神もセットでどうぞ。

DH制の是非

原監督が提言して以降何かと話し合われている「セリーグにDH制導入すべきが否か」。


まず僕の意見から書きますけど
「個人的にはDH制ない方が好きだけど、選手のレベルアップ、リーグのレベルアップだけを考えるのであれば導入すべきなのは間違いないので、DH制はやるべき」


はい。ここからはその根拠を示すべく書いて行きますけど。
巷でよく挙げられているDH制反対意見と賛成意見について僕なりに書いて行きますので、お時間ある方はお付き合いください。
それでは。

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レビュー『令和に蘇る!スポーツマンNo.1決定戦レジェンド』

さっきいろいろ見てたらケインと池谷直樹のインスタライブを発見して草。


先日ついに放送されました表題の番組。
いやぁやっぱりいいですね筋肉番付。ホント最高の番組ですよ。
昔は正月に欠かさず見ていましたので、ネタバレも何も全部結末を知っているんですけど、それでもこう手に汗握る感じのヒリヒリした緊張感の中、各々が自らの競技を代表してリングに上がるその矜持と、極限に鍛え上げた肉体でもって戦う異種格闘技戦。いいものはいい何度見てもいい。
僕も録画してあったものを見ましたので、雑感を。

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