はなまる100点満開だね

いやぁ、何と言ってもセットリスト。最高じゃないか。
菊地さんのことだから、卒業を決めるずっと前から何かしら頭の中に思い浮かべてたりもしてたんかな。
あんまりソロのパートがない菊地さんだけに全く想像もつかないところを、いい意味で裏切って来る、見事な斜め上。
随分と好き勝手だった。いくつか主要ポイントを逃すミスもあった。でも、満足度としては最高よ。
少なからずまいぷるの卒業コンを意識してただろうから、あれに並ぶことが無理ならば、違うベクトルを伸ばすっていう、やらかい発想。
結果選ばれた曲たちは錚々たるメインものではないけど、さりげなく素敵な隠れ気味名曲の数々。
アイドリング!!!ってホントいい曲ばっかりで、幸せ。
1部と2部で全然違うセトリ。めくるめくレア曲の数々。急なスポットライトを浴びた曲たちも、菊地さんのエッセンスによってまた新しく輝きを放つという。
ライブもベタに人情で押すんかなと思ってたけど、まずは曲で魅せてくれた。ホントよかったし、アイドリング!!!の曲ファンである僕にとって最高に嬉しくて思い出深い内容となった。
その上で、参加メンバーの妙で味付けを彩って行く。1部(ナンバリングライブ)の完全実力主義とは違って、23人みんなでひとつのライブを作り上げるという、プロデュース力もだけど、気配りというか、周りがしっかり見えていて、そこにメンバーひとりひとりへの菊地さんからの想いが込もっていて、別れだけじゃなく、愛のある人情が出ていました。そこが「いかにも」で「らしい」よなぁって。
さすが。センスがある。底力だね。



メンバーにことあるごとに、あんまり喋れなかったとか、もっと喋ればよかったとか言われてましたけど。
どうなんだろう。
森さんがおっしゃっていた「なぁなぁにならずに高い意識で」っていうのがあって。
馴れ合うのを我慢してでも夢へと進みたかったのか、それともルックス不相応の人見知りみたいな遠慮、人見知りではないだろうけど、人に話しかけるのに物凄く気を遣いすぎてしまうのが出てしまった結果なのか。
もしかしたら、本当はもっとグループでの関わり合いや絆を求めていたのかもしれないなと思って、なんだか切なくなった。
本当はグループでの仲良しも味わいたかったんだろう。でも、同じだけの熱量を持つ人がいなかった。熱量もなくはないんだろうけど、激しい熱量ゆえの菊地さんのオーラが近寄りがたい雰囲気を出していたのかもしれない。
卒業を発表してからの菊地さんは、卒業モードを利用してメンバーと絡む機会を増やすことができたと思うけど、もっと最初からできていたらなぁっていう。
何かを掴むために何かを犠牲にする。よくある話だけど、辛いね。
まぁ、ええよ。卒業してからも会えばいい。みんな仲良く幸せにやってくれたら、それでいい。



あみみ、ありがとう。
あなたの存在、歴史が、メンバーとファンに勇気を与えてくれる。
これからもストイックに一途な情熱で、感動のストーリーを紡ぎ続けてください。
生涯忘れることはないでしょう。
忘れられるわけないだろう、あんな強烈な人。
またすぐテレビで拝見できるだろうから、あらためて楽しみにしつつ。
お身体に気をつけて。無理しないように。
身体さえ無事ならば、絶対に成功できる。あなたの躍進を拒むものは何もない。
体調だけよ。健康を特に意識して。
ありがとうございました。卒業おめでとう。