『アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会』

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最初、ライブストリーミングが終わった後すぐに非公開にしてましたが、思ったよりも回るので期間限定公開に変えたんですね。賢明です。


僕は元々、宮迫博之という芸人が嫌いである。今でも変わらない。
初めて雨上がり決死隊を見たのはめちゃイケで、誰か知らないおっさん芸人がやたら岡村に対して偉そうにしていて、何も面白くない。喋りで見せ場を作るわけでもなく、自分の方が先輩やぞの一点張りですぐに喧嘩を始めるあの件は、当時のめちゃイケにおいてダントツにつまらなく、心底不快な時間であった。(喧嘩の件のあと、まったりとシュールなボケを入れてくるホトちゃんは当時から最高でした)
俳優業やナレーション業で成果を出していく宮迫を見て、全く好きになれない。宮迫が出てるのを確認してチャンネルを変えたりもした。
そんな中でもアメトーークは、アメトーークだけはちょっと違った。アメトーークにおける宮迫はちょっといい。この番組における宮迫は悪くない。気にならないし、ちょっと好きまであった。
アメトーークがビッグになっていく瞬間を僕は見ている。家電芸人とか、中学の時イケてないグループに属していた芸人とか、大きなムーブメントとなるまさにその瞬間を見ていて、もちろん品川とか高橋茂雄とか大吉先生とかの力が大きいんだけど。
今にして思えば、宮迫の懐の広さ、兄貴分としての優しさがアメトーークをここまで大きくしたのかなと思えるような気もした。


まぁ言うまでもなく昨日の宮迫は最悪でしたね。いいところなど一つもなかった。
せめてオーバーに土下座して見せたり、真摯に相方に謝罪したりとかあれば。
少なくとも相方の目を見て喋ったりとかすれば、印象は違っただろうに。
もちろん時すでに遅し。解散は解散なんでしょうけど。
今後につながらないどころか、今後をより苦しくしただけに終わった。
浅はかで傲慢で、空気も読めず、面白くもない芸人に誰が仕事をくれるでしょうか。
間違いなく最後のアメトーーク出演、見せ場を作ろうとしてたんでしょうけど、全部失敗。
それが実力。その程度でしかない。
今やあの番組において完全に不要な存在であることを自ら示しただけの1時間40分でした。


「ありがとうとごめんなさいは冷めないうちに」ですね。


テレ朝の松尾由美子アナも酷かったね。邪魔でしかない。
難しい仕事なのはわかるが、あの場では空気になるぐらいの感じでよかった。存在感を消せばいいものを。
それなのに空気も読めずに割り込んだりとか、必要以上に台本遵守でアドリブが利かなかったりとか、無駄にイライラさせられた。
この大仕事にこの程度の女子アナしか用意できないのか。まぁさすがテレ朝といった具合か。


とりあえずケンコバ最高でした。カッコよすぎる。
あの難しい現場にてあれだけ自在に笑いが取れるなんてカッコよすぎでしょ。天才。


安定の最強の東野幸治。淀みなく回し、要所要所でオチをつけてバラエティフィニッシュまで持っていく、現テレビ界最強MC。
宮迫も松本人志やさんまじゃなくて、東野を頼ればよかったのか。


そういえばマリエ騒動はどうなったのか出川哲朗
出川さんは近年バラエティ番組に熱いっていうキャラを上手く出していて、昨日もそれが良かったです。
涙ながらにアメトーークを讃え、アメトーークを産み出した二人を讃えたシーンは、本当に胸熱でした。


そして狩野英孝
神に愛されし天然と、そこだけに留まらずに、地道に磨き続けている大喜利力とコメント力。
実は秀才の一面もある。元々ネタも面白くて好きだったし、アイディアもプロデュース力もある。
運だけでやっていけるであろう尋常じゃない運も持ちつつ、そこに努力も乗っけている。
問答無用で実力者なんだよなぁ。
独力でYouTubeチャンネルも100万人登録を突破していて、なかなか凄まじいね。
天性の陽っぷり、カラッとしたポジティブネスが今の否定しないお笑い界にがっちりフィットしている。
非吉本っていうのも大きいと思う。唯一無二の存在感。
要注目やね。