すわほー

いやぁ大変な、大変な道のり。日本一、険しすぎる。
でも野球って最高だ。あらためて実感してる。幸せだよ。


  • まずは忘れないうちに審判のクオリティに触れておこう。
  • 負けた時だけ批判して、勝ったら無視っていうのはフェアではないからね。
  • 今日はわりとヤクルト寄りのストライクコール&ボールコールだった。何とかならんのか。
  • モヤの第3打席ですかね。低めのカーブがストライクになったけど、あれは一般的な打者のストライクゾーンであって、2メートル1センチのモヤにとっては低く外れたボールだったと思います。その次のチェンジアップだったかな、今度は抜けて内角高めに外れて来たけど、今度は2メートル1センチのモヤに合わせたストライクゾーンを適用してストライクっていう。あそこら辺は高橋奎二を勢いづけてくれたけど、判定としてはガバガバ極まりない、心底酷いものでした。はっきり言ってレベルが低いですね。
  • 8回表の西浦の打席も宮城のカーブを立て続けにボール判定してフォアボールにした場面もね。あれは審判によってまちまちだけど、わりとストライクだと思った。結果的にそこから先制点へと繋がるんだけど、審判がモメンタムを変えるのはどうなんだよ。
  • こちらに有利な判定をしろとは言ってません。なるべく完璧にフェアにしてくれっていう、それだけなんだよ。
  • お願いします。
  • 忘れかけてたけど、坂口さんのハーフスイングはあれ振ってなかったぞ。3塁塁審も反省しろよ。
  • 吉高由里子が可愛すぎた。死ぬほど可愛かったね。



  • さてさて。
  • 高橋奎二、魂の133球。昨日のあの悲劇的な敗戦があって、日本シリーズという極限の闘い、この状況で、このタフなシチュエーションで、このタイミングでキャリア初の完封勝利を持ってくるか。なんていう男なんだ。逞しすぎる。強気だけど冷静で、勝負所を見極めて研ぎ澄まされていく集中力。そして覚悟。自分を信じて、立ち向かっていく。本当に本当に素晴らしかった。サンキュー奎二。次もあるだろうから、また頼むよ。

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  • 昨日の結果を受けてムーチョも少し改善してきたと思った。2015年のシリーズもそうだったけど、慎重に行きすぎて球数が嵩んだりカウントが悪くなるぐらいなら、強気にゾーン内で勝負すべきではないかと。もちろんそれは奥川や奎二の力あってのものなんだけど、清水もマクガフも同じようにやれると思うんだよな。解説の和田一浩さんも2球で2ストライクを獲りにいくトレンドがあるかもしれないと言及していて、まぁ球界に本格派の投手が増えている現状、その傾向は強くなっていくんだろうと思うね。
  • 同じく和田さんも言及していましたが、序盤から制球が定まらなかったカーブを終始粘り強く要求して感覚を取り戻させ、終盤に選択肢の一つとして使えるまでに持ち上げたリードは大いに賞賛されるべきだね。好調の宗佑磨からカウントを稼いだり、最後AJから三振を奪ったりと、シナリオのある素晴らしい導きでした。
  • 9回のバントも相変わらず最高だったね。次も頼むよ。
  • ヒーローたくさんいるからね、全員ヒーローだから。順に挙げていこう。
  • っぱ青木よ。執念の先制タイムリー。道を開くのはやっぱりリーダー。ありがとう。次も頼むよ。
  • 西浦の動きが軽快でいいね。打撃も力みなく振れてるし、守備の球際も粘れてる。いい感じだ。次も頼むよ。
  • 塩見は守備で動けてるから心配してなかったけど、やっぱり塩見が打つと点になるね。次は東京ドームだから、また思う存分暴れて欲しい。次も頼むよ。
  • 坂口智隆、京セラドームに凱旋。宮城みたいな多彩なタイプなら坂口さんのバットコントロールで対抗するっていう、ここは高津采配ズバリですね。昨日一切名前を出さなかったという私の大失態を思う存分罵ってください。久しぶりにシャープでエレガントな坂口さんの外野守備も見られたし、やっぱグッチは最高やね。次も頼むよ。
  • ホセの素晴らしいタイムリー風ヒット。ああいう強いゴロヒットもオスナの特徴よ。ナイスバッティング。上げて来そうだね。次も頼むよ。
  • 元山飛優、久方ぶりの登場。待ってたぜ。オレはお前の勝者のメンタリティが大好きだから。ナイスランニング。次も頼むよ。
  • 哲人とミンゴはまた東京ドームで暴れればいい。次はおそらく田嶋大樹で、先の山本由伸や宮城大弥と比べたらいくらかはオーソドックスなピッチャーだから、ムネも含めてそこでタイミングを掴めばいい。期待してる。
  • 丈の姿はなかったか。まぁ一日休んで火曜日になったら帰って来てくれるでしょ。それかシリーズ終盤の大事なところで颯爽と登場するに違いない。丈、待ってるからな。慌てることはないんで、じっくりとその時まで研ぎ澄ましててくれ。期待してる。



  • 2戦やってみて、やっぱりめちゃくちゃ強いなバファローズ。わかっちゃいたけど、いざこうやって真剣に対峙すると、その地力をまざまざと感じさせられてる。
  • 野手の面々を見ると、万能型の選手はいないんだけど、選手個々のキャラクターが立っていて、その尖りまくった個性の強さを上手く中嶋聡監督が線にして繋げていっているようなイメージかな。
  • 下位打線の安達とか紅林、昨日出てた若月とか、下位でも十分に振れる選手を揃えていて、各々に思い切りの良さがあるから、なかなかに厄介。見た目以上に切れ目のない打線だね。安易には行けないけど、こちらも強気に勝負するしかないね。カウントがいいうちに仕留めたい。
  • そして投手陣。12球団トップの強烈スターター軍団。
  • 宮城大弥ですよ。名前は高校時代から知ってたけど、ちゃんと見たのは今年のオープン戦が初めてだった。その時から僕は普通にファンになったのよね。めっちゃいいピッチャーやないかと。左投手の理想系というか、完成形なんじゃないかと。まだ高卒2年目の二十歳だというのに、もう既に超一流に片足突っ込んでるんじゃねぇかと。奥川恭伸や佐々木朗希と同い年っていうことで、意識的に追っていた。
  • こうして真剣に対峙してみて、あらためてその異次元の才能に感嘆した。末恐ろしいにも程がある。杉内俊哉山本昌のハイブリッド、だけじゃ済まないと思う。もっともっと高みがあるんじゃないか。いいものを見させてもらった。次また対戦があるなら、またこちらも頑張らないとな。
  • あとやっぱり、吉田凌にも触れておかないとね。かつて東海大相模で現中日の小笠原慎之介とのダブルエースであのクソ盛り上がった夏の甲子園を制した実力者。よく考えたら高橋奎二と同い年だね。渡邉大樹とも。あと関係ないけど廣岡大志とも。顔はまだあどけない感じだけど、ピッチングはエグくなってた。スライダーのイメージは高校の時からあったけど、ここまで徹底するとは。全投球の6割7割をスライダーが占めるっていう、この尖った個性はいかにもバファローズ。和製マリアーノ・リベラもありうるんじゃないか。この先も勝負所で出てくるだろうから、どこかでカウントを取りに来るのを仕留めないといけないよな。厄介な相手だけど、避けては通れない。こちらも頑張るしかないな。
  • 次からの3戦はDH制がない分おそらく継投でたくさんの投手が出てくるだろうから、そのうち山岡泰輔も出てくると思う。初見で打てるような簡単な相手ではないが、ここも喰らい付かないとね。



  • さっきNHKは第3戦は先発予想に小川泰弘を挙げてましたが、オレは樹理だと思ってる。どうですかね。