高いハードルをくぐるつもりか

さぁ、アイドリング!!!について書きましょう。2015年になってから初ですね。


昨年の暮れから、どうも苦しい展開が続いております。長野せりな卒業決定によるショックも癒えない中、インフルエンザや体調不良でダウンするメンバーが続出しており、グループ結成以来最大の山場を迎えていると言っても過言ではありません。今年を乗り越えれば10年目という節目が見えてくる。まずは何とかそこを目指してほしい。
とりあえずは信じるしかない。できるだけ前向きでいる。
いいニュースだってあるじゃないか。日刊アイドリング!!!も地道な更新が再開されているし、朝日世代の3人が成人式を経てまた少し意識を高めたはず。われらが橋本楓の18歳のバースデーもとてもめでたいことですし、それも含めた番組も安定したクオリティで展開中。まだまだ死んじゃいないし、これからが本番だから。
そしてそして個人的に一番のニュースは、ニューアルバムの発売ですね。


なんでアイドリング!!!が好きなの?と聞かれたら、もう照れ隠しとか冗談とか抜きで「楽曲がいいから」と答えます。アイドルソングとしてではなく、純粋にJ-Popとして好きなんです。
そんな彼女たちのニューアルバムですからね。楽しみで仕方ありません。


神原体制になってから常々言われるのが、楽曲のクオリティの低下ですね。まぁこれは否めません。全部が全部とは言いませんが、全盛期のような捨て曲なし状態はもはや望むべくもありません。
アイドリング!!!の良さは、何事にも全身全霊全力で真剣にマジに取り組むところ。そう書くとえらく安っぽく聞こえるでしょうが、それがいかに大変なことかわかりますか。
普通のごくありふれたアイドルでしたら、そりゃアイドルですから、最終的には可愛さで許してもらえる。だからどんなクオリティでも許される。トークで滑ろうが、ダンスでミスろうが、口パクでライブをしようが、責められることはない。
アイドリング!!!はどうか。
贔屓目に全アイドルグループの中で一番にルックスがいいと思いますよアイドリング!!!。でも、彼女達はそこに安住するするつもりは毛頭ございません。
滑るトークをしたら、升野英知 aka バカリズムにどれだけこっぴどく弄られるでしょうね。日本一センスがある大喜利チャンピオンのお笑い芸人ですよ、彼がMCなんですから。お笑いに関してひたすら厳しくストイックに日々磨き上げられています。妥協はありません。
ライブも同じです。ダンスや歌のミスとかもってのほかですよ。なぜなら、そこには偉大なる先輩の背中があるからです。遠藤舞横山ルリカ外岡えりかアイドリング!!!の音楽の歴史を築き上げ、ライブの歴史を築き上げてきた先輩達がいるわけです。現メンバーがミスを犯すということは、その輝かしい歴史に傷をつけるということになるわけです。一切の妥協も許されません。
結局何が言いたかったのかっていうと、ちゃんとした曲を作れよっていう話。
神原がプロデューサーになってからというもの、どうしてもノベルティソング、コミックソングが増えているんですね。別にゼロにしろとは言いませんよ。今までだってないことはなかった。でも明らかに割合が増えている。
番組は面白くやる。音楽はマジでやる。そういうアイドリング!!!が好きなのであって、音楽は面白くやる必要はないし、真剣にやってほしい。
どうせ神原的にはヘキサゴンと同じことをやろうとしているんだろう。ありえんわ。一緒にするな。
神原孝にセンスがないことなんて百も承知よ。Paboとか羞恥心とかって島田紳助の方向性によるものなのかと思ってましたが、ここ最近のアイドリング!!!の外れ楽曲を聴くに、半分位は神原によるディレクションも含まれていたんだろうなと考えますね。まぁ、あんな顔したオッサンに、アーバンなセンスがあるわけない。ちょっとでもセンスある人なら、ああいう顔にはならん。ああいうビジュアルにならないだろうし、野猿の選挙でいの一番に落選させられることもなかろう。
まともな感性をしていたら、こんな2015年にもなって、NEOの楽曲に伊秩さんを起用するという発想には至らない。
ナンバリングライブにおけるオープニングをなくしたのも許せん。マジで許せん。ありえんわ。
ライブでの名物でありライブの価値を高めていた生バンドも廃止したというのも心底ありえん。ホント糞だ。


さて、6枚目のニューアルバムは3月18日のリリース。現段階で明らかになっていることについて語りましょう。
まずはタイトル。ロデオマシーン。これまた特大の糞ですね。
エロですか。エロ目線ですか。それとも響きが可愛らしいとでも思ったんか。馬鹿じゃねぇの。なんだこの糞は。
だいじなもの、Petit-Petit、Sunrise、Sisters、Gold Experience、ロデオマシーン。この並びを見て、どうですか。
寒い。恥ずかしい。センスが完全に外れている。面白くない。下品。
何とかポジティブなことを述べると、もしかしたら衣装がウェスタンな感じになるかもしれません。カウガールですよ。そうなったらなかなか可愛らしい感じになるかもしれん。どうですか。見たいよねカウガール。
これで衣装もしょぼかったら、いよいよ救いがなくなる...
Rodeo Machineって書いたら、まあまあカッコイイ?でも公式ホームページではカタカナ表記...マジで糞。


前回のGold Experienceを踏まえての予想、展望も記していきましょう。
まず、過去4作品にはあったアルバム表題曲が、前作Gold Experienceにはありませんでした。これもはっきり言って糞。過去の表題曲はいずれも最高の楽曲たちであり、アルバムを象徴する名曲として今もなおファンに愛されているものばかりです。なぜGold Experienceという曲を作らなかった。
どうしても作れないなら、それこそプリンスのカバーでもすりゃええやん。テキトーにアルバムの中からGoldとか歌えばよかったやん。なんやマジで。
何となく僕の予想ですが、ロデオマシーンという曲が入ってると思います。もし存在するとすれば、たぶんサマーライオン路線のクソ寒いアッパーになっているような気がします。恐ろしいですね。
他に現在わかっていることは、16曲入りということ。
14、17、14、17、17と来てるので、まぁまぁですね。
ここで大事になってくるのが新曲の比率でして、いわゆるアルバム曲がいくつ録られ、どれくらいの割合で入ってくれるのかということです。
5、5、6、6と来て、10なんですよ。前作は新録曲が多かった。36%、29%、43%、35%、そして59%。
もちろん手放しで褒めるには考え物で、4thと5thの間には3年のインターバルがあったし、番組プロデューサーと音楽プロデューサーが交代したことによる影響とかもあって昔の曲は収録し難かったとか考えられるし、とかいろいろあるんですが、それでも数多く存在するカップリング曲たち(該当期間内に14曲あります)をたくさん収録してかさ増しをするという選択肢もありながら、なんと1曲もカップリングを収録せず、あえて新録の曲を入れたというのは事実であり、数少ない神原の功績のひとつと言っていいでしょう。
別に門澤時代がいかんとか言うわけでもないんだけどね。カップリングにも本気を出していたことのあらわれって考えられるし。
とりあえずシングルは2枚出てますね。それとHip Attack名義が1枚。
黄金蟲と太陽のサマサマデイズをどう捉えるのかは難しいところで、NEOはavexからのリリースなのに対し、Hip Attackは本隊と同じくポニーキャニオンからリリースということなので、もしかしたら16曲の中にカウントされるかもしれませんね。
逆に入らない場合は、本隊とは別物と考えているという証拠にもなり、そうなればHip Attackとしての第2弾、第3弾のシングル、さらにはアルバムのリリースまで可能性が生まれることになります。そうなったら最高に嬉しいですが、まぁあんまり期待せずにいます。
5thにNEOの新曲が収録されていたみたいに、軽く3期の3人で新曲を歌う可能性もあるよね。それでも全然普通にいい。
僕の予想は黄金蟲も太陽のサマサマデイズも未収録、他のカップリングも入らないんじゃないか。入るとすればSHAKALAKA PARTY、あとなんとなくHoRoRiが入るかもしれん。
朝日さんが出演したカツアゲ(これまた傑作回だったので未見の方はぜひ)にて「ユニット曲があって」的なことをおっしゃってて、まぁユニット曲とか別に毎回あるから驚かないけど、またいろいろと細分化していくことをシミュレーションしていくと、やっぱり1期によるナンバーを入れてくる可能性はあると思うんだよね。なぜなら、たぶんユキウサギが収録されるはずで、2期メインの曲が入るということは、他の期メインの曲も入れるべきだろうと。特に音楽的に長くアイドリング!!!を支えてきたとんるりの曲はマストだろうと。もちろん理想は新曲を入れることで、Stay With Me、4U、(ドーナツの向こう側)、HoRoRiに続く2人の新曲が聴きたいのが本音ですけど、HoRoRiが昨年12月の曲で、そこからまた新しいのを用意するのは容易ではないかもしれない。そうなってくると、HoRoRiが入る可能性は十分に考えられるのではないか、という長すぎるお話。
SHAKALAKAはライブに欠かせない曲になったっぽいので、入るかなぁと。
そんで、ユキウサギとキュピ。たぶんこの4曲が収録されると考えてます。
...とかウダウダ書いてきましたが、今さっきHMVのサイトを確認したところ、なんか「サマーライオン、シャウト、キュピ、ユキウサギ収録」みたいな一文が書いてあって絶句。マジっすか。それ本気で言ってるんですか。ありえんわ。ありえん。ありえなさすぎでしょ。
いやいやいや、だってそれならGold Experienceに入れろよ。なんで2年前の曲を今になって収録せなあかんの。アホすぎるっしょ。
HMV側のミスだと信じたいんですが、どうなんですかね。
当時Gold Experienceのトラックリストを見た時に、サマーライオンとシャウトが入ってなかったんで、神原は自ら楽曲のショボさを認めたんだなと笑ったんですが、まさかこんな展開があるとは...
お願いだから誤報であってくれ。
夏色キッスとかI'd Ringを収録するとかならいいけどさ、まさかサマライとかシャウトはないと信じたいが。神原はああいう曲が、ああいう鈍臭くて寒いアッパーな曲が盛り上がると考えてるんだろうな。違うよな。アッパーじゃなくても、いい曲なら盛り上がるんだよ。サマライもシャウトもぶっちゃけダサい。ノリが悪い。
本来収録されるべき順番のアルバムには漏れてその次のアルバムに収録されたっていうケース。とりあえず僕が知っているところだと、ミスチルが同じようなことをやっていますね。深海というアルバムがあって、これがなかなか気難しい一枚でした。名もなき詩と花は収録され、その前後にもけっこうシングルがあってTomorrow Never KnowsとかEverybody Goesとかesとかシーソーゲームとかは恐らくアルバムのカラーにそぐわないという理由で見送られている。この4つはその次のBOLEROに収録されることになったという。BOLEROもBOLEROで華やかな大作だけど終末感がうっすらと漂う緊張感あって息苦しいアルバムですよね。
Surrenderもこのケースかなと思ったけど、あれはI'LL BEのカップリングで、ちょっと違いますね。
話が長い。長すぎる。


じゃあ泣く泣くサマーライオン、シャウト、キュピ、ユキウサギ、SHAKALAKA PARTY、HoRoRiの6曲が既発曲で入るとして、残り10曲。おお、10曲なら前作と同じになるから信憑性あるんじゃないか。
さっき書きましたが、各期でメイン曲があると僕は推測しますね。3期はHip Attackとしての新曲、4期5期NEO期も新曲。そう、これなら神原も堂々と愛しのNEO期に新曲を与えることができるわけだ。
あと6曲。
神原のことだからNEOとしての新曲も入れるんじゃないか。伊藤の出番を少しでも増やすために。
あと5曲。
さらに、ここ最近の傾向から言って、大人組と子供組でユニット分けをするパターン。1曲ずつと思ったんだけど、もしSHAKALAKA PARTYが収録されているのなら、あれは一応オーバーの曲だから、オーバーが2でアンダーが1になる。バランスをとってアンダーの曲を2つにするかもしれん。それか普通に70億分の1かよくばりポンパドールか恋のプレゼンターを入れるか。とりあえずオーバーの新曲1、アンダーの曲が2と予想。
これで残り2曲か。少ないね。
なんかMy Fateとかいう曲が存在するらしいね。MVも録られるみたいで、これはおそらく全体でやる曲なんじゃないかと予想。
でラスト1曲。あれだ、さっき言った表題曲ロデオマシーン。
完成。まじかよ。


サマライとシャウトと4期5期NEO期の曲がいらん。そのぶん他のシャッフルユニット曲を増やしてほしい。



...とかいうくだらなさすぎる予想でした。どうなることやら。
とりあえず楽しみ。はよ3月になれ。