「今回ライブから漏れたアイドリング!!!の曲でセットリスト組んでみたwww」

長いですよ。
another 15thライブ 「武道館で卒業を歌って祝おうング!!!」

2時間もあるのかよ長すぎるわっていう人は、下に続くライナーノーツでも読んでもらって、そこにも個別で動画を載せてるんで、ちょっと見てみようかなって思った曲だけ見てもらえたら幸いですね。



Opening

サムネ菊地かよ。萎えるわぁ。
先日の地上波での放送において「13th、14thでは流れなかったオープニングVTRが日本武道館では大復活!!!」的なことを(嶋田さんが)おっしゃっていましたが、いざ披露されたOPというのはちょっと冗長なセクシーダンス。ただセクシーなだけかよっていう面白さはありますが、過去の名作OP群と比較して物足りなさはやっぱりあった。展開がないんで間が持たないんだよね。
工夫が欲しかった。
ここに載せたのは7thのオープニングで、単純ではあるんですが楽しいしワクワクする。フィニッシュも爽快だし、実に素晴らしい映像だったと思います。


1) SUNRISE

"Prologue 〜reminiscent of moonlight〜"をバックに入場。本来ならソウルフルなバックコーラスがあるんですけど、このライブバージョンはなし。流麗なトラックにのせて出て来たメンバーにテンションが上がって行きます。
そして"SUNRISE"。底抜けに明るいわけでもないし簡単に救いがあるわけでもないが、渋く逞しく連ねて行く。不安もあるけれど、信じているし乗り越えて行ける。派手さはないが、強くて見事な名曲。
いい幕開けだと思う。


2) 草食系カーニバル

打って変わってのアッパーなパーティーソング。勢い任せではなく胸をキュンとさせる素敵なメロディが心地良く、このレベルをいとも簡単にカップリングとして持ってこれるのは凄まじい話である。
歌詞の内容的にも面白いものがあり、このトピックで一発かますことが出来たのは良かった。今でこそ一般的になった言葉であるが、当時これを早々に形にしたというのは評価できることであろう。
Aメロの冒頭で隊列の後ろから3期生の3人が前に飛び出して来て肩を組んで歌う「はてなだらけ恋した時から」っていうシーン。輝かしい未来を予感させる、最高に可愛らしく愛おしい瞬間。


3) プールサイド大作戦

アイドリング!!!といえば夏。アッパーで楽しく、それでいて切なくて素敵なひととき。
一番のAメロから朝日大川伊藤という新世代の抜擢、さらには橘橋本後藤という魅力的な構成。ここにきて完全に実力主義の人選に門澤さんの本気度がうかがえます。
二番のAメロも遠藤森田のキュートなボーカルが乗り、アッパーなサビから落ち着かせて絶妙。
最後には再び遠藤さんによるブリッジが降臨。このメロディが本当に最高で、まいぷるのボーカルの旨味が一番活きる音域、そして崇高な輝きすら放つような完成度。
みんなの歌声の素晴らしさがフィーチャーされた、これまたアイドリング!!!中期を代表する名曲である。
PVもわちゃわちゃ楽しくていい感じ。はしゃぐ大川橘ペアに目を奪われますが、何と言ってもすぅちゃんの巧みな顔芸には唸らされる。帰ってきたすぅちゃんが楽しそうにコロコロと表情を変えていて、本当に大きい存在なんだなとあらためて実感させられる。


4) Snow celebration

まさかスノセレを武道館でやらないとはね。勿体ない。本当に勿体ない。
大事な曲でサムネがうめこなのも心底勿体ない。
セカンドシングル。
手を抜いたわけではないがどこかノベルティソングの香りも残していたガンバレ乙女(笑)から転じて、正統派な路線へと進んで行こうという気概がうかがえるセカンドシングル。個人的にはそこまで絶賛するほどのクオリティは感じないが、当時のメンバーやファン様にとってはめっちゃ神曲だったんだろう。
神曲だからこそ、モテ期のうたではなく、こちらをHey!Hey!Hey!で歌って欲しかったと、未だに嘆く人もいます。もしあの時スノセレを歌っていれば... まぁそりゃスノセレを歌うべきだったのは同意なんだけど、だからといってそれでアイドリング!!!が売れたとも思えん。もちろんベストを尽くすべきだったのは間違いないんだけどね。
思い出深い曲であると同時に、心のどこかでひんやり冷たい何かが横たわるような、そんな立ち位置なんだろうな。
遠藤横山と繋いでとんちゃんの心のベルが炸裂するBメロも最高だし、とんるりが眩しい笑顔ではしゃぐ落ちサビも最高。
「嬉しすぎて楽しすぎて、キリがないくらい」
ほんとキリがないくらい最高の日々をありがとね。


5) レモンドロップ

なんでさかっちなんだよ。せっかくの名曲が。
たしか早い段階でライブにて披露されていて待望の音源化だったはず。爽やかに可愛らしく素敵に夏を彩る名曲。夏休みが終わるのが辛い時、休みが終わって明日から学校や仕事が始まって辛い時、ぜひこの歌を聴いて勇気付けられてください。
素晴らしい曲でありながらなぜかライブでのユニゾンはイマイチはまらない感じだったんですが、すぅちゃんの卒業ライブでのレモンドロップはとっても良かったです。なのでそれを載せました。


6) U

サムネこわい。
こちらは年上組のよる曲。こういうロック寄りのバラードというのは初の試みであり、たしかに構成員の特性にあったチョイスである。
PVの出来は間違いなくワーストであり、面々の華の無さは凄まじいばかりであるが。
確かなメロディと切ないロックのトラックが突き刺さる、これまた新機軸の名曲。この側面でのこういう曲があるのは自慢です。
ロックなんだけど、歌い手を選ばないのがこの歌の素晴らしいところで。
今まで色々な場面でこの曲は披露されて来たけど、橋本楓尾島知佳高橋胡桃石田佳蓮清久レイアも、みな素敵に歌うことができる。
この動画は菊地卒業ライブでの映像。くるみんとレイアの一生懸命な姿がなんとも可憐で、このロックのトラックにすごく映えています。


7) 手のひらの勇気

門澤さんが乗っている時期ということもあって、珍しくタイアップの獲得に成功、そのうちのひとつとなったときめきメモリアル4の主題歌には、まさにエース級が揃う豪華な布陣となった。
リーダーであり歌とビジュアルで中心となる遠藤、スタートから正統派のダブルエースとして支えてきた外岡横山、その3人とは別の可憐さでもって彩る森田、さらには加入間もないながら既に華と実力を発揮していた橘と大川、そして事務所的な配慮から三宅。
用意された楽曲も爽やかで清廉のラブソング。高校生らしい甘酸っぱい想いがいっぱいに溢れた、ストレートで一途な名曲。
集った歌声もまた一点の曇りもないピュアネス。ひたすらに真っ直ぐにアイドルらしく振る舞うだけでこれだけのものが産まれたという、普段ことさらに強調しないポテンシャルが形となっている。
惜しむらくは肝心のPVに森田が不在であること、あとこの錚々たるメンツの中で完全に劣った存在となっている三宅の邪魔っぷり。
かえぴょんがあと3年くらい早く産まれていれば、いよいよ完全無欠のフォーメーションが組めたはず。残念である。
今回のライブ映像はすぅちゃんも揃った7人でのパフォーマンス。みんな制服が似合っていて素敵。歌も素敵。


8) Forever Remember

シンプルなギターのループはいかにもヒップホップ的なトラックメイキングであり、編曲者のクレジットに名を連ねるDragon Ashのhirokiさんの影響を感じ取れます。なんとなくRIP SLYMEの名曲"黄昏サラウンド"から着想を得たような。
ラップのようなフローにメロディも乗せた歌唱は、当時の『808's & Heartbreak』から『 So Far Gone』あたりのムードを感じさせますよね。そういう時代である。それをいち早く上手く取り入れたアイドリング!!!の音楽班の先鋭性。最高にカッコイイです。
こういう歌い方になるとより各々メンバーのボーカルそのものにスポットライトが当たるんですけど、やはりまいぷるとすぅちゃんの2人が出色のパフォーマンス。特にすぅちゃんによる1番のBメロの表現力の高さには唸らされます。素晴らしい女優であると同時に、素晴らしい歌手でもあった、森田涼花
ライブでのこの曲でいうと初披露となった野音も忘れられないですが、やはり一番に思い浮かぶのはゆうかおで披露したあの日のパフォーマンス。胸に強く刻まれる、特別なひと時でした。


9) 砂時計

アイドリング!!!のアーティスティックな一面が爆発した、完璧な名曲。当時の洋楽シーンを席巻していたハウス寄りのポップス、これをより濃厚にハウスそのものに寄せて行った結果、このパーフェクトな逸品が産まれたのである。
MONDO GROSSOを想起させるような逸品。
冒頭のフォンチーの甘くて気怠いボーカルで勝負あり。これもまさにハウス。一切の手加減もない。本気で音楽を意志し、実現している。
中盤では美しい鍵盤が炸裂しており、このソロがあれば全ての音楽ファンを満足させられると思う。
クロスオーバーとはこのことである。本気とはこういうものである。
なめんなよ。


10) 三度目の記念日

ここまで本格的なバラードは初めてだし、ここまでボーカルを前に押し出した曲も初めてである。そして産まれたのは、アイドル史に残るハーモニー。
それぞれに個性がある。心震わせる遠藤舞のボーカルが完璧にスタートさせ、フォンチーの可憐なボーカルがまた別の切なさを産み、大きくサビに展開して行く。そこからさらに朝日奈央の青いボーカルが胸を鷲掴みにして離さない、怒涛のバラード。
最後までこの張り裂けそうな緊張感が途切れることはない。アドリブに近い終盤でのコーラスワークの美しさも絶品で鳥肌が自然と沸き起こる。
曲を閉じた瞬間のカタルシス。本当にとんでもないことをメンバーはやり遂げたのです。
壊れそうなほど繊細で、どこまでも美しい。本当にアイドル史に残る名バラードだと思う。


11) 春色の空

奥華子さんのペンによるこの曲がこれまた最高の名曲なんですよね。
大作アルバム『SISTERS』の4曲目。アルバム序盤からの怒涛の展開を経て、もたらされる落ち着いてて癒される上品な空間。本当に品があって、この洗練されたアーバンな感触こそが、アイドリング!!!と凡百のアイドルグループたちの決定的な違いである。
そして、さりげなさ。決してデカくはないが、慎ましやかで可愛らしい。こういう曲をさらっと備えてるアルバムは強いよ。これこそ理想のアルバム曲だと思いますね。
個人的には松浦亜弥の傑作『ファーストKISS』の"オシャレ!"っていう曲を思い出す。アルバムにおける立ち位置とか、曲の存在感とか打ち出し方とか、すごく似通っている部分があるんじゃないかな。


12) 夏色キッス☆

春が来たら、次は夏。
夏の曲は多いんですが、その中からこの名曲をセレクト。
前にもこのブログで書きましたが、ケツメイシですよね。"よる⭐かぜ"とか"お二人Summer"あたりのエッセンスを漂わせるプロダクションが素晴らしい。
コーラスも綺麗にハマっているし、まぁ全体としては単純でベタなところもあるけど、こういう分かりやすさも夏の曲ならではだと思います。
あと忘れちゃいけないのが、この曲にはProducer's Editっていうバージョンもあって、まぁファン様は誰も特に真剣に聴いたりしてないと思うんですが、地味にいろいろ弄られている歌割の中で、ブリッジに遠藤まいぷるさんのワンフレーズがあって、そこがなかなか心地良いので是非是非ということですね。サマーライオンカップリングをチェック。


13) Promise

夏が来たので、秋と行きたいのですが、明確に秋の曲はなく、なんとなく一番秋っぽいのがこの曲。
前もこのブログで紹介しましたよね。
三度目の記念日の流れを汲む、本気で歌唱を聴かせる系。まぁもうちょっとカジュアルに披露できるのが違いかな。
オリジナルメンバーによるパフォーマンスはこのライブでの一回きりですけど。
NEOメン古橋関谷の漲る熱さが実に心地よくて素敵で、それがすごく嬉しくて、泣きそうになる。この子たち二人がまいぷると一緒に活動ができて、本当に良かった。まいぷるに間に合って、本当に本当に良かった。


14) Secret Xmas

世の中にクリスマスソングが嫌いな人なんていないはず。
アイドルがちょっぴりロックンロールなトラックに乗せて可愛らしくクリスマスへの想いを焦がすっていう。素敵じゃないですか。
かえぴょんのAメロが素晴らしすぎて早々にクラシック認定。天使のボーカルと、純真で無垢なリリック。完璧にフィットしていて、見事なプロダクション。朝日奈央のボーカルも一番美味しく活かされていて、ここらへんの仕事は本当にレベルが高いんだよね。ありがたすぎる。
この曲で言えば、遠藤外岡横山の369がニコはちで度々披露したというのも印象深いですよね。門澤さんリクエストということで、そこらへんも流石サンキュー。その動画にしようかなとも思ったのですが、まぁここは確実にオリジナルの方をどうぞ。


15) I'd Ring

もういっちょ冬の曲。
先の"Secret Xmas"が街の賑々しさを表現しているのに対して、こちらはひらひら舞い落ちる雪の繊細さが込められている。形こそ違えど、これもまたクリスマスソングのあり方であり、おしとやかで品のあるこの曲もまた、アイドリング!!!を代表する名曲である。


16) Don't think. Feel!!!

ここで一変してアッパー。
ただ大事なのは、別に周りに目もくれずにアッパーというわけではないということ。Aメロでの葛藤とか迷いがまずあって、そこから気持ちを切り替えてのBメロでの覚悟ある展開、そして逞しく前進し続けるサビ。しっかりと作り込まれているから、いつまでも鮮度を失わない。
ハイライトはブリッジにあって、前半を遠藤橘大川、後半を外岡横山朝日が担当するんですけど、もうこの選ばれしメンツですよね。門澤さんの本気っぷりもさることながら、3人3人が並んだ時の絵がただただひたすらに壮観で、誇らしくなる。
落ちサビも遠藤大川なんですけど、PVだとそこからサビへと走っていく中の一瞬に藍ちゃんがピースってするのが見えて、ほっこり。藍ちゃんかわいいよ藍ちゃん。


17) Bon Voyage

子供組。
残念ながら実現こそしませんでしたが、かえぴょんをリーダーとする新生アイドリング!!!なんてものができたりしたら、きっとこんな感じになるんだろうと。
どうですか。この華。そして逞しさ。
溌剌として爽やかなトラックに、可愛らしさの中にどこか切なさのあるアイドリング!!!らしいメロディ、そして迷いなく澄み切った歌声。
ここには夢がある。きっといつか叶ってほしい、そう強く願います。
載せましたライブパフォーマンスも最高の仕上がり。最後のシーンには熱いものが溢れますよ。


18) よくばりポンパドール

子供組パート2。
こちらはちょっと落ち着かせてます。
こういう可愛らしいトラックには、やっぱりフレッシュなボーカルが映える。メロディもたくさんの見せ場があって、たまりませんね。
特に2番は各々のソロがあって、みんなそれぞれに満ち味を存分に発揮していて、ぜひ。
ふるちゃんとるかぴょんが特にいい。


19) お子様ラブ

子供組パート3。別に贔屓してるわけじゃなく、好きな曲を選んだだけです。むしろ子供組を贔屓してるのは神原時宗ですからね。
アンダー組には珍しくマイナー調の展開ですけど、ジャズ流儀の鍵盤が暴れる中、ことさら乱れることなく一途にまっすぐに歌唱を披露するメンバーたちの芯の強さ。変わらないフレッシュな魅力がたっぷりと表現されていて、この曲も軽くアイドル史に残るようなクオリティになっていると思いますよ。
ブレイクを鮮やかにキメる佳蓮ちゃん、サビをダイナミックに駆け抜けるふるちゃん。クセのあるこの子たちも上手く活かされていて、ありがたい。


20) 目には青葉 山ホトトギス 初恋

奥村愛子コンポーズが続きます。
こちらはもうアイドリング!!!中期を代表する名曲であります。
躍動感があって切なくて可愛らしくて美しい。これまたジャズ寄りの鍵盤が走り、甘く一途なメロディで飛び込んで行く。青春の一ページ。
何もかもが最高潮。PVでは森田涼花をがっつりフィーチャー、大川藍もいい感じ、新加入の後藤郁も男役とはいえいきなりの大抜擢。新時代へ向け、役者が揃い、本当の勝負の時。
こういうライブ映えする曲をやるべきだったんだよね武道館。


21) friend

初期の名曲群を手掛けたucchyさんのペンによる珠玉の美曲。繊細で情緒あふれる素晴らしいメロディラインと、あえてエッジーな要素を組み込ませたアーバンでダイナミックなトラック。単なる友情ソングに留まらない、音楽として最高峰を目指す高き志こそ、やっぱり門澤アイドリング!!!の真骨頂というところである。
ブリッジには遠藤外岡横山で繋ぐ構成が組まれており、この楽曲をさらなる揺るぎないものにしている。
ライブにおいても数々の名演がある中、印象的だったのはやはり野音で披露されたアコースティックバージョン(動画もそれ)。ほぼ完璧に近い原曲を大胆にも解体し、あらためて組み立てられたジャジーでムーディーなアレンジはこれまた実に圧倒的で、ucchyさん凄すぎるよマジで。


22) 告白

木村カエラさんが作ってくれた曲という認識を持たれがちだが、実際は作詞のみ。もちろんありがたいし結構面白い歌詞をくれたんですが、過剰に感謝する必要はない。
むしろライブ映えするゴージャスで楽しいメロディとアレンジを用意してくれた紗希さんIkomanさんの功績だよね。本当にライブで盛り上がるんだよ、AメロBメロのイケイケなテンションもいいし、2番が終わっていったん落としてから弾けてじわじわと溜めて転調する一連の展開の爽快さがね、もうハイライトだらけの楽曲。こういう曲こそ武道館でやるべきだったんだバカヤロー!!!
アイドリング!!!としても変革の時を迎えた曲でして、2期生加入と同時に遠藤外岡横山を軸に進める方針をあらためて強化、エース格だった小泉に主要なパートはなし、逆に2期生から酒井や河村、朝日、森田、ミシェルに大きなパートが振り分けられるという、今思い返してもずいぶんドラスティックな采配をふるっています。もしかしたら、もし脱退騒動がなければ、さやねぇのパートも小林が歌う予定があったのかもしれん。
あまりにも大胆で性急な改革は少なからず反発を迎えることとなり、内外でしこりを残すこととなったわけですが。
抜擢された2期生のパフォーマンスは見事だし、元々の歌のポテンシャルは他の1期生を遥かに凌駕するわけだし、妥当中の妥当だと、僕は思います。
せっかくの名曲を滝口や谷澤に歌われちゃ堪らん。ズミさんの灰汁の強さもこの曲には合わないし、江渡ちゃんが歌うには内容がませてるからな。
采配に間違いはなかった。
間違いがあったとすれば、2期生に三宅ひとみというカスを入れてしまったこと。でもそれはまぁ別の話。


23) Like a shooting star

フジテレビとは縁深い堂島孝平プロデュース。ぶっちゃけ正直大した曲ではないが、当時はとにかくありがたいものであったはず。
ブリッジは横山遠藤小泉外岡と連なるわけですが、この頃にはもう4本柱という形で行く感じだったんだろうなと。
ちなみにこの縁のおかげなのかどうか不明だが、矢野フェスという意識高め風のイベントにアイドリング!!!は出演することになり、堂島さんと一緒に歌うことができましたとさ。
そしてこのイベントで初めてアイドリング!!!に触れることになった母親と姉貴の紹介でアイドリング!!!の素晴らしい音楽に出会うことができ、今に至るわたくしであります。
載せた動画は遠藤さん卒業ライブでの映像。かえぴょんやゆりっぺが結構フィーチャーされていて、よりいい感じになっていると思います。はい。


24) 苺牛乳

見てください、このサムネ。かえぴょんのカメラ目線素晴らしすぎるよね。完璧なサムネ。天才天使。
フェードインからのイントロの鳴りでもう心がギュッと鷲掴みにされる。いじらしく儚い甘酸っぱさがもう文字通りストロベリーデイズ。
この曲といったら、あの正統派なようでいてツッコミどころ満載のあのPVですよね。遠藤さん菊地さんの言いたい放題っぷりと、的確な朝日さんのツッコミが思い出されます。



(ここからアンコール)
25) eve

冒頭のすぅちゃんの愛の言葉に始まり、ドラマチックに彩って行くこの冬の名曲。
Aメロ外岡Bメロ横山Dメロ遠藤という一分の隙も見せない鉄壁の構成。
何と言ってもとんちゃんのAメロの素晴らしさ。丁寧で繊細なメロディを甘く優しく紡いで行く、完璧なパフォーマンス。
そこに左右から織り重ねて行く伊藤後藤&朝日大川のコーラスワーク。役者は揃っている。だから、あとは間違えずしっかりとこなしていくだけ。
惜しむらくは遠藤さんのブリッジがちょっとフリップしかけるんだよね。そこがちょっとコブシが利いた感じに聴こえて個人的にあまりよろしくない。
その後のライブパフォーマンスにおいては一切ひっくり返ったりしないので、やっぱり勿体ないよなぁと。
些細なことだけどね。
地味にアウトロのコーラスワークも素敵だし、ただ可愛いだけじゃない見事なボーカル曲として成立しているのである。


26) SISTER

割と疾走感がある。でもフェミニンなメロディであり、メッセージも素敵。これもまた名曲。


27) さくらサンキュー

菊地の顔...LOL
可愛い可愛い卒業ソングなんですけど、いつの間にかたくさんの思い出が乗っかって行って、この曲自体がひとつの大きな思い出の結晶のようになりましたね。
なんともリアクションの取りづらい瞬間の連続だった13thライブでしたが、あのさくらサンキューは伝説である。そこからるかぴょんの挨拶まで、まさにアイドリング!!!の素晴らしさと愛おしさで溢れています。


28) HELLO

みんなにはずっと笑顔でいてほしい。そして幸せになってほしいね。
たくさんの人たちを10年にもわたって笑顔にしてくれたし、10年間も幸せを感じさせてくれたんだから。
今度はメンバーみんなが幸せになる番。
たくさんのおっきな幸せを遠慮せずに鷲掴みしてほしいな。ホント。


29) ロイヤルミルクガール

はい、まぁ最後はやっぱり升野さん&森本さんとも戯れとかなくちゃと思いまして。
ビッグバンドスタイルからのバカリズム的な小賢しくて憎めないリリック。メンバーも楽しそうだし、ライブ映えも間違いない。
最高のチームだろアイドリング!!!。最高だし、最強。無敵すぎる。




ということで。長々とありがとうございました。
まぁ、またどこかでライブやってほしいな。そう願います。