"守ってみたい" 藤井隆

違うかもしれないが、この曲をジャンル分けすると、いわゆるニュージャックスウィングと呼ばれるものになると思う。
80年代後半に始まったスタイルで、鬼才Teddy RileyによってディスコとファンクとヒップホップとR&Bとゴスペルが混じったような、最高にクールで美しいのがNJS。
ブラックミュージックのヘビーなリズムがベースにありつつ、細やかで繊細なメロディワークもその特徴のひとつ。めっちゃグルーヴィーでキャッチーで、日本人もこういうの大好きだなのは間違いない。


とっつきやすそうなのを2つ貼りました。これなら日本人も好きでしょ。
90年代半ばには一応フェードアウトしていったジャンルなんですが、昨年Bruno MarsがいきなりNJSを用意してきたのです。

グルーヴ溢れる疾走感と低く絶妙なメロディアスなフローが完璧にNJS。相変わらずカッコいいね君は。
今回の藤井隆のもその流れを受けてのものになる。
タイトなビートも最高だし、ドリーミーなBメロの美しさはめっちゃテディ感がある。オマージュとして素晴らしい。モノにしてる隆も最高やね。

Brunoが久しぶりに息を吹き込み、それを受けて早くも応えて行く藤井隆と音楽班。地力があるからできること。


全く知らないのに口を出すのはけっこう憚られるのですが。
EXILEとか3代目J Soul Brothersとかさぁ、いつものように中途半端なダンスポップを出すくらいならね、ニュージャックスウィング出しゃいいじゃんと思うわ。
浮ついてないしクールだから普段聴かない層にも響くし、その上メロディアスだからいつものお客さん向けとしても問題がないはず。
何よりも本人たちが好きなタイプの音楽だろ。間違いなく。
ZOOって昔NJSっぽいのやってた気がする。どうだったかな。
やれよ。
もうやってるかもしらんけど。
でもどうせやるにしても3年後とかそれくらいなんじゃね。ホントおっそいもんなレスポンスが。