T.I - Laugh At Em (Laugh At You) Madden 19 Version
とりあえず全然関係ない話から始めますけど。
先日、NBAのクリスマスゲームを見てまして。Utah vs Portlandですね。それでESPNの煽りCMみたいな感じでクリスマススペシャルなCMが流れたんです。
これを偶然見て、いくらヒップホップと密接な業界であるバスケットボールとは言え、もうこんな生活レベルにまでヒップホップが浸透しているという事実に今更ながらびっくりする。
しかし、これだけ庶民の一般生活にラップが馴染んでいるのであれば、ラッパーの平均的なスキルも向上していておかしくないだろう。
MigosとかTravis Scottとか何やねん。あいつらホント好きじゃない。なんであんなしょうもないラッパーたちが推されてるのか、全く意味がわからん。
敷居が低いのは構わん。でもゴリ押しはありえん。
T.I.とか世間では過去の人扱いなんでしょうね。
新作は10月に出てました。『Dime Trap』。前作がいつだったかも思い出せません。
実際僕もスルーしかけてました。
でもやっぱり違う。彼はいい。シャキッとしてて、メリハリがあって、巧い。
聴かせ方をわかっているし、自己プロデュースの能力があって、リスナーのツボをわかっていて、確固たる信念とヒップホップ観で創造している。
そりゃ違うわな。全米ナンバーワンヒットをマルチで持っている男なんだから、そこらの有象無象とは格が違う。
いいラッパーなんだよなって、思い出させるようなナイスアルバムでした。
その冒頭を飾る得意のアッパースタイル。おなじみのJust Blazeプロダクション。
だいぶ若い作風ですが、今調べたらT.I.って松坂世代か。んー、ラッパーとしてはギリギリやな。
多分、老練なスタイルはできないというか面白くなくて売れないと思うので、こういう若いプロダクションで行けるうちに行って稼いでおくのがいいんじゃないですかね。
離婚してるんだっけかTinyと。あんまり詳しく追ってないんで知りませんが。
結局メイウェザーとの不倫もどうなったんだか、ちょっと知りませんが。
あれですね、松崎しげる&稲葉浩志でおなじみの蓮田美奈子さん的な感じですかね。
あるいはジャクリーン・オナシスみたいな。
だいぶTinyしょぼいですけど。