あの名作RPG『アークザラッド2』から22年もの歳月が流れて、今更このタイミングで新作が発表されるとは誰も予想してませんでした。
第一報が2016年で、アークとかワイルドアームズとかの新作を出しまっせとか急に言うもんだからビックリすると同時にどうせスマホでしょと思ったら本当にスマホでげんなりしたんですけど、そこから何の音沙汰もなく時が流れ、嫌な予感もすっかりさっぱり忘れちゃった2018年。
っていうか昨日、いきなりティザーPVが出て来たのでどうぞ。
えーっと、何から話せばいいんだコレ…
とりあえず声大丈夫なのか。たしかに前作の声優陣を起用するにはあまりにもプロジェクトのスケールがしょぼすぎるので変更するのはいいにしても、なんかもっとダイナミックさがほしいんだよね。どうしても萌え寄りの発声になっているみたいで、アークザラッドの本質からは離れている。もっとあれに寄せてくれよ。
絵柄も凡庸なスマホゲーと大差ないレベルになっていてがっくし。あの活き活きとした躍動感ある仲間たちが、ごくごく平凡な二次元モブへと成り下がっていてそれが辛すぎる。
こんなでも何か成果を見込めるとでも言うんか。どうなんだ。
ただ一点。一点だけ光がある。
それは安藤正容さんが音楽を担当すること、である。
この人はオリジナルの音楽班のメインの人。だから、少なくともサウンドだけは保証されることとなった。
みなさんも良く知っての通り、「光と音のRPG」っていうのがアークザラッドの謳い文句。
プレイステーション初期を彩ったあのゴージャスで鮮やかなアンディサウンドでプレイできるというのなら、多少の課金もやぶさかではないのかもしらない。
安藤正容の存在が光で、彼の作ったBGMが音となるならば、確かにそれはアークザラッドの新作と言えるだろう。
ちょびっと期待。
