No.16 Snoop Dogg ft. Wiz Khalifa "Oh Na Na"

Bruno Marsの"Perm"という曲がピュアJBな出来上がりで素晴らしく、おそらくライブだと踊りも含めて盛り上がるんだろうなと想像つくんですけど。
やっぱりボーカルの迫力という点によって、Mystikalの方がジェームスブラウンに近いなぁと思ってしまう。
"Perm"にしてもきっとMystikalが演じた方がもっと大きくなっただろう。
↓ちょっと古い曲ですが。

だから時代が来てるんだよね。2016トレンディファンクはJBリバイバルでもあり、Mystikalにとって追い風でもあるのに。
結局はなんか強気に突っぱねて、「オレはオレ。JBは関係ない」とか言っちゃいそうだな。
"Shake Ya Ass"の後に『Tarantula』という寒すぎるアルバムを出してしまった、あの過ちを繰り返しそう。
リカルド・クァレスマ選手を連想させます。意識高そうに見えて、普通に自意識過剰なだけ。



なんか関係無さそうな話をしてしまいましたが。
Mystikalが現代のJBなら、Snoopが現代のMarvin Gayeに近いかもしれないぞと。
あんまり歌わないけど、声はシルキー?で、ゲットーの現実を言葉にし、魂に訴えかけようとしてるというのは、ある種のソウルミュージックではないかっていう。
ちょっと強引な導入ではありますが。
アルバム『Coolaid』は若干勢いに欠ける物足りなさを覚えたが、いくつかあったソウルフル系は相変わらずの安定感があったと思う。
特にこの"Oh Na Na"はNo Limit時代『Da Game Is To Be Sold, Not To Be Told』〜『No Limit Topp Dogg』あたりの感触があって懐かしい。元々こういうブラコン所謂ブラックコンテンポラリーはレパートリーにあったからね、上々の出来。
それにこの二人はMac&Devinの時から相性がいいんだよな。
Wizも気ままにいい活動が出来てて幸せじゃないですかね。まぁ良いヤツっぽいし。