いやぁ大変な道のりよ。先は長い。長すぎる。
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2窓で見てました。安倍さんのトークは最高だね。普通に面白かった。
- 今日はまず元山よ。元山飛優。序盤の苦しい守勢の中、非常にキリッとしたアグレッシブな好守連発。重苦しいムードを必死に振り払おうとするその前向きでひたむきな精神性が素晴らしかったね。ポジよりネガが気になるような勝負所の10月を、こんなにも力強く逞しく闘えるその勝者のメンタルは、きっと東北福祉大で培ったものなんだろうと思う。いかなるカテゴリーいかなるコンペティションにおいても、王者になるっていうのは困難で、特別なこと。大一番が続く中で怯むどころか今まで以上にハツラツとダイナミックにプレイできるのは、本当に大きな才能だ。大切にしたい。
- あんなシャイボーイなのに、打席に立つとあんなにも猛々しい獣へと変貌する主砲ミンゴ。いよいよ環境にも完璧に慣れてきて、思う存分暴れ回るだけよ。あのしょうもない守備はご愛嬌。人間としてもプレイヤーとしても愛らしいね。
- ホセのバッティングはスナイパー感あるよね。みんな最近めっちゃ叩いてたけど、こんなに信頼できるクラッチマンはいないから。逆にホセが打たない時はどうでもいい時なんだっていうことなんだと思うよ。
- そういや塩見は何だったんだ。ホンマあいつは... 10月なんて塩見と青木と奥川とブルペンだけで勝ってるようなもんなのに。元気になれ。健康になれ。明日絶対帰ってこい。
- ビハインド時の大下は神。何の根拠もない自信でゾーン内にガンガン揃えていく淡々とした投球は、ビハインド時の試合の加速に最適。リードした相手の打ち気にはやって雑になってる感じにちょうどフィットして凡打を誘い、守りを終わらせると同時に攻撃へと素早くつなぐ効能があって、実はかなり効果的なビハインド時の手札になりうる。いやぁ大下までイケるなら2017年ドラフトはさらなる神へと化けるんですけど。
- ひとつ采配に注文を。逆転した後の7回1アウト1塁で元山の場面で、バスターっていう攻撃を仕掛けたけど紙一重でライナーゲッツーになったシーンありましたよね。あれはアカン。何があかんかっていうとゲッツーになったという事実ではなくて、自分たちから仕掛けて流れを失ってるっていうことがあかんのよね。あそこはホセの逆転弾が出てムード最高潮で、しかもミンゴも4の4という大爆発まで見せて、超盛り上がってるところなのにさ、じっくりやればいいんだよ相手は意気消沈してて。それをさ、自ら流れをぶちっと断ち切るような手を打つ必要はないのよ。完全にスワローズペースだったものを自ら手放す必要はないわけ。相手投手の畠も落ち込んでるはずで、じわじわやればよかったのに、ギャンブルはあの場では違ったんじゃないかと、僕はそう言いたいです。
- 哲人もムネも頑張れよ。誰よりも疲れてると思うけど、いつか本当の本当に勝負どころが待っているから。そこに向けて、牙を研いでいてくれ。そこで輝けばいい。期待してる。
