人それぞれ

みんな大好きYoung Jeezy,2nd Album『the inspiration』。絶賛されてますが、ちょっぴり過大評価のきらいがあるような気がしてならないんですけど、僕だけでしょうか。あのsource誌も3.5本micでしたよ、とか言っても説得力ないか。
例えると1stが50 Cent『Get Rich Or Die Tryin』、2ndがJay-Zの『In my lifetime』という感じを受けます。『in my lifetime』と『the inspiration』。(Lyric的、Message的に)重要曲がある("streets is watching"と"dreamin")けど、album全体としては薄っぺらい印象。ビートはフレッシュだが、本人のラップには進歩があまり見られない気も。
50が話に出てきたんだけど、Jeezyのアルバムを彩るtrapbeatたち、この過剰なほどドラマティックなビートにJeezy人気は支えられてるという側面も絶対あると思うんだけど、Shawty ReddやMidnite Blackが作るビートって、辿って行けばDr. Dreのプロダクションに行き着くような気がする。全てはDre先生から派生したと言えそう。多少楽器の違いはあっても、本質は一緒だと思うよ。僕が『get rich or die tryin』と『let's get it』が似てると思ったのは、決して偶然ではないはず。ああいうビートってホントクセになるんだよね。死ぬまで聴けそうだし。