Feels Just Like It Should

何となくKeyshia Cole『Woman To Woman』を聴いていたんですが、このアルバムって2012年発売だったっていうのがめっちゃ驚きで。
まぁfeaturing Lil Wayneとか見ると2000年代後半かなぁみたいな感じもあるけど、、featuring Meek Millとかfeaturing Ashantiを見ると最近っぽさがあるし、featuring Robin Thickeとかfeaturing Elijah Blakeを見ると今年のアルバムかとさえ思えます。
逆に今だからこそ聴くべき的な、そういうアルバムってあるからね。振り返ってみたら実は未来を予見していた的な。元々けっこう悪くないアルバムですが、こんなゲストたちの名前に反応したりしながら聴いても乙なものかなと。
Keyshiaの場合はなかなかファーストを超えていくのが難しい。あれは本当に粒ぞろいだった。



Elijah Blakeって誰やねんという人向けにも少し。
Jay-ZRoc Nation所属のシンガーですね。Def Jam?よくわかりませんが。元々はソングライターとして活躍していて、最近は...っていう昨今聞き飽きたパターン。立ち回り的にはFrank Ocean路線というところでして、ソロデビューを目指している状況です。
厳しいことを言うと、彼は特徴に乏しいところがあって、Gameとの"Freedom"もそうだしKeyshiaとの"Wonderland"もそうだけど、強烈に叩きつけるようなインパクトがない。普通の声、普通のメロディ。Frank Oceanを目指す必要はないんだけど、あんな感じの圧倒するクオリティは今のところ見せていません。
良かった曲で言えばRick Ross"Presidential"がありますが、ああいうファルセット全開で行った方が可能性があるような気がします。あれなら引っ掛かりがあるというか、惹きつけられそう。そこは流石Pharrellという感じか。
本人的にも少なからずそういう意識があるみたいで、『Bijoux 22』っていうソロのミックステープでもファルセットを取り入れてる曲では上手く聴かせてたかなぁと。
"Looking For Perfect"っていう曲がすごく好きでね、Justice"Tthhee Ppaarrttyy"ネタとの絡みが噛み合っているのか噛み合ってないのかよくわからんけど、メロディアスにドラマチックな展開で魅せてくれる名曲です。
惜しむらくは発表されたんが年末だったんだよな、それでバタバタしててここのブログで取り上げるチャンスもなく日々が過ぎていってしまったっていう。



年末はこのブログ的にはイベントがあるんで、できればそこと被らないようにリリースしてくれると助かるんだけどね。
アーティストさんたちにお願い。