gotta go right now

クリッパーズについて書こうかななんて思ってたんですけど、まぁ1試合厨と思われるのもアレなので書きません。


じゃあ同じLA繋がりでTy Dolla $ignについて少し。
『Free TC』。
本当はけっこうな数のミックステープが出ていて、昔の自分ならそれをある程度ひと通り網羅した上で新作を聴いていたと思うんですが。まぁ許してくれ。
メジャーデビューアルバムという形になるんですが、やはりここ最近のフックゲームにおいてもトップクラスの活躍を見せているだけあって、なかなかに勢いがある内容。
まぁ時折淡白な調子に陥ることもなくはないが、随所に面白いと思わせる展開が仕込まれていて、退屈しないのが素晴らしい。発想がユニークで目の付け所も鋭さがある。
R&Bシーンというのは流行りモノの焼き直しか、過去へのオマージュ、だいたいこの2パターンのみで構成されがちなんですけど。
このTyさんの場合はそういう逃げはなくて、もっとクリエイティブな勝負、大胆に拓いて行く意志を感じさせる。もっと大きくなろう、もっと広く捉えようとする、その想いだよね。
R&Bとかソウルとかそういうのを超えた音楽を作ろうとする志。
もちろん僕はR&Bも大好きだし、ソウルミュージックも好きよオレもー。
でももっと先へ進んで行きたいっていう気持ちも忘れてほしくない。
R&Bをヒップホップ的にオーガナイズしていくとこうなるのかななんて思ったけど、どうだろうね元々リズムアンドブルースという音楽はこれくらいの革新性はあったんじゃないのかとも思うし。
最近また凝り固まってただけなのか。またいつものヤツかよ。


『Free TC』聴いてて、おっコイツいいシンガーやな誰やっけと確認したら。
Trey Songz
おい、何してんの最近。Trigga Reloaded?ふざけんなよマジメにやれ。お前は本来こんな感じに甘んじてるべき存在じゃないだろうがクソが。
時流とか無視して、ガッツリ歌い込みなさい。まったく。
いやぁ、彼も素晴らしいシンガーなのよ。
ヒップホップ世代ならではの向こう見ずっぷりがいい感じでね。
僕の大好きな曲に"Last Time"っていうのがあって。
セフレに対して「オレには本命の彼女がいて、彼女は決して浮気されるべき存在じゃないんだ。だからこういう関係はやめにして、最後に一発やろう」という曲。
「オレは毎日2つの人格を生きているんだ。昼に彼女と会うときの人格、そして夜お前とやるときの人格。もうこんな生活は我慢できないんだよ」っていうサビ。
この最高にいかれた内容をしなやかに肉感的なボーカルと、超絶美しいメロディでもって披露する、もうこの鬼畜っぷりったらどうですか。



Bryan-Michael Coxこそ最近なにしてんの?2000年代中盤あんなに無双してたのに、全然名前聞かんよな。


何やねん。


Johntá Austinは元気かなぁ。あいつもいいコンポーザーだったけど。
Twitter見たらJermaine DupriともB. Coxともやりとりしてるみたいで、まぁ変わらずこのSo So Def周りというかDupri周りで頑張っているんだろうな。名前こそ前より全然出てこなくなったけど。
No I.D.みたいにそこから羽ばたいて行くチャンスというのは楽勝であると思っているので、どこかでそれを掴んでください。はい。