無駄と気付いたことが先々の無駄をなくしてくれる

先日絶賛したAnderson .Paak。彼の過去作をちょこちょこ押さえてます。
VeniceにしろLink Up & Suedeにしろ、まぁ何かしっくりこなかったね。重心がだいぶラップ寄りにあって、彼のルーツをたどる的な意味では考察のしがいがあるのかもしれんが、音楽的に見るべきところはなかったかなと。聴き込むことで何かを理解できたりするんだろうけど、特別アウトスタンディングな感じはないと思ったし、単純に好みではない。
DrakeのRoom For ImprovementとかComeback Seasonは現在との関連性があって面白いんだけどね。
とりあえず最新作Malibuは傑作なのでぜひチェックしてください。
いやぁLink Up & Suedeが思いのほか普通でね… Dr. Dreもヘビロテだったと噂の"Suede"は僕もYouTubeで聴いて好きだったんだけど、いざヘッドホン越しに聴くとつまらなかったなぁ。なんでだろう。




あと、さっき名前出したDrake関連でMajid Jordanの処女作も聴いております。進行中。
Majid Jordanっていう男かと思いきやジャケに2人写ってて何やねんと思ったらMajid Al MaskatiとJordan Ullmanの2人組とのこと。めんどくせ。
The Weekndがソロシンガーで、Majid Jordanがデュオ。余裕があったら覚えておいてください。
いや、でも覚えなくていいよ。Majid Jordanのアルバムは糞。そびえたつ糞だから。
彼らと言ったらもちろんDrakeの"Hold On, We're Going Home"でして、まぁああいう感じの優しくてポップ寄りのプロダクションかなと思ってた。
そしたら、実物はめっちゃOctober's Very Own印。いわゆるアンビエント系とかアトモスフェリック系とかいう感じの。全然棲み分けが出来てない。
まぁレーベル内の棲み分けとかリスナーには関係ない話で、クオリティが欲しいだけなんですけど。
どうですか。めっちゃゴミやん。全部おんなじ曲。しかもめっちゃ単調。全然展開がない。
Majid Jordanファンの方でコレ読んでたらゴメンナサイ。
でも流石にこれはないぜ。こんなアルバムよう出す気になったなぁ。
クリエイティビティとは完全に無縁の世界。金太郎飴にも失礼なくらいの単一の景色。
果たしてコレを芸術とカテゴライズしていいのだろうか。
こんなんだったら、僕でもこれくらいのアルバム作れますよ。1週間ぐらい有休をもらってGarageBandを使いこなせるようになって、この程度のアルバムなら3日ぐらいで作れる。
ひでぇもんよ。こんなの久しぶり。


一応まだアルバム『Majid Jordan』全編は聴けてないんで、奇跡の大逆転もあるかもしれん。
その時はまた連絡します。
はい。