イタリア vs スペイン

他人がやってるPK戦って最高に楽しいよね。
ESPNで見てて、最後のキッカーとなったジョルジーニョが蹴る前に解説が「ウナイ・シモンはどれだけ長く足を地面につけてられるかが勝負だ」って言ってて、日頃からジョルジーニョを知ってる人は当然知ってるんだけど、果たしてウナイ・シモンは知ってたんだろうか。だいぶ早めに動いてたように見えたから、あれはスカウティング不足だったんちゃうかと。プレッシャーも極限の中、わざわざコースを開けてあげる必要はなかったんじゃないか。もしデヘアが出てたらと思う。対戦経験もあるし知ってるし。
その後スタジオに戻って甲高い声の辿々しい英語解説があって誰やねんと思って、この情けない声ってもしかしてと思ったらやはりアレッサンドロ・デルピエロさんで草。
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頭髪はだいぶ涼しげになりました。まぁ2021年だからね。46歳ぐらいか。


イタリアは因縁のスペイン相手ということでだいぶナーバスでセンシティブな様子でした。今大会で最も質の低いプレーぶりでしたが、勝ち切れたのは大きいね。
スピナッツォーラの縦の推進力を失い、バレッラもガス欠気味な感じで、ちょっとテコ入れが必要な気もする。そうなるとペッシーナか。
早々に引っ込んだインモービレ。最後に帳尻合わせてくれるかどうか。


モラタに始まり、モラタに終わる。何となく試合中に点取った人ってPK戦で外す確率が高いような気がする。何となく。
中盤のブスケッツ、コケ、ぺドリは完全にアズーリを圧倒してました。特にぺドリはとんでもねぇな。なんだあいつ。
ジェラールモレーノはインパクトゼロで大会を去ることとなりましたが、序盤で勢いをつけさせてあげなかったルイスエンリケの責任もあると思う。なんかやたら優先度低かったし。
まぁ望外のベスト4でしょ。