NBA雑談

NBAの強豪チームSan Antonio Spursのオフェンスのオーガナイゼーションはサッカー界の奇才Pep Guardiola監督にも影響を与えたんだから、バスケファンのみならずサッカーファンも勉強すべきです。



とりあえずThe Greatest Spur Of All Timeは間違いなくTim Duncanでしょう。
歴代最高のパワーフォワードであり、GOAT論争に食い込んでもおかしくない存在。まぁポジション違う者同士を比較するのは無理ですが、ただキャリア通してプレーオフ進出を逃したことがない点、あと静かなるリーダーシップでチームを精神的に支えていた点なんかはMJよりも優れてるはずだし、もしオールタイムファンタジードラフトとかやるとしたら、MJとかレブロンとかシャックとか差し置いて意外と全体1位指名されたりするんじゃないかって思う。
ストイックで無駄を省いたプレースタイルはあまりにも地味すぎでしたが効率は最強。スカイフックとかドリームシェイクとかシャックアタックとかノビダウェイとか無くたって何も問題はない。確実に毎試合20点ぐらい入れて、確実に毎試合リバウンド10ぐらい稼ぐ。これ以上何を望む。
先日寝れない夜にバスケ動画をいろいろ見てて、何となくダンカンのポストムーブ動画にたどり着きましたが、まぁ笑うしかない。10数分間ずっと同じような感じで地味に繰り広げられるポストオフェンスは明らかにYouTubeの再生回数を増やすタイプの素材ではないですが、今後のバスケ界を担うビッグマンたちにとっては教科書的な映像になるだろうから、大事にしよう。
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2nd Greatestはこれもほぼ間違いなくDavid Robinsonでしょう。
強靭でしなやかな肉体には驚異的なバネも備えられていて、そのアスレティズムは現代バスケならより持ち味を出していたんだろうなって思います。
彼はまさにclassyな人間で、海軍出身らしいその誠実で実直な人柄は時として勝負の世界において足を引っ張ることとなるが、ほぼ独力でスパーズを強豪へと押し上げたその貢献は色あせるものではないし、最終的には後輩たちと共にリング2つゲットできたんだからホントよかったよね。
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時は流れて2020年。
Miami Heatが印象的な躍進を続けています。タフでアグレッシブなスタイルは非常にカッコいいんですが、その中でも飛び道具的な存在として大きな役割を果たしているのがDuncan Robinson。
ダンカン+ロビンソンって、もうまさにスパーズネームじゃねぇかよって。こりゃ歴史的なビッグマンなんじゃないかと思いきや、なんとなんとシューターっていう。インサイドで闘ったりとかはなくて、普通に外から撃ち抜くタイプ。
まぁでも良かったんだよこれで。逆にこれで4番5番の選手だったらいろいろ言われてただろうからね、オメェ全然ダンカンちゃうやんけロビンソンちゃうやんけ言われただろうから。




なんでこんな話をおっぱじめたかと言うと。
最近インスタでレブロンの息子Bronnyがスモーキングしてる動画が世に出てちょっと話題になってしまったりして、まぁ今後どうなるかわかりませんけど。
大変よね。セレブリティの子供って、それはそれでとんでもない苦労と苦しみがあるはずで。
レブロンがLakersに移籍したのは家族のためでもあるって言ってて、Bronnyくんはロスにある高校バスケ界の強豪校へと入学したんですよね。
今のところ一生懸命やってるみたいで、まだまだこれから数年間あるんですけど。
もしBronnyが本気でNBA入りを目指すのであれば。
それこそ逆にシューターを目指すべきなんじゃないかって思った。
父親のようなとんでもない怪物になれればそれに越したことはないけどさ、まぁあれは無理でしょ。あれはゴリラだ。
プチゴリラになれたとしても、お父さんと比べたら普通だね凡庸だねとか言われたら辛いだろうし。
だったらもうその土俵には上がらず、ピュアシューターを目指すのがいいんじゃね。彼にその方面の才能があるか知りませんが、とりあえずはレイ・アレンを目指すと。
JJ RedickとかKyle Korverみたいな感じじゃなくて、必要とあらばドライブやペネトレイトも見せるような、そういうシューターを目指すと。そうすればわりといい感じのNBAキャリアを刻めると思うのよね。
とかまぁ無責任なこと言ってますけど、最速で2024年にone and doneでプロ入り可能、まぁその時にどういうルールかわかりませんけど、ってことはまだ最低4年はあるわけで、ここからどう成長するかなんてわかりませんよね。
Stephen Curryも高校時代は普通だったらしいから、どうなるかわかりません。
頑張ってね。